第二部「口語短歌・水曜サロンの会」(その178 ネット歌会)
短歌の返歌を歓迎します!!
☆☆☆ 楽しく、和やかな短歌の交流広場を目指したいと思います。
☆☆☆ 返歌の投稿、投稿歌の歌評、感想、ご意見等もお寄せください。
☆☆☆ 「ネット歌会」の「返歌」について
「ネット歌会」は、「お題」を決めて短歌を詠みあうという方式では
なく、「水曜サロン」へ掲載された、各位の歌に対して「返歌」する
という自然発生的な歌会です。従って掲載された歌の中で自分に響く
ものがありましたら、それへの返歌として大いに詠んで頂き第二部の
コメント欄に記入して頂ければ幸いです。飛び入り歓迎です。
☆☆☆「水曜サロン」の「はてなブログ」移動について
(1)「水曜サロン」はgoo blog推薦の一つ「はてなブログ」へ移動し、
従来通り継続します。したがって、投稿はコメント欄へ従来通り
行って頂き、作品解説等の掲載も「はてなブログ」で行います。
なお、このblogの広告少な目のスッキリ感を是としました。
(2)今、goo blogは混雑しているためデータのダウンロードが中々
できませんので、「はてなブログ」での「水曜サロン」開始は
6月初め頃をめどに実施しそれまでは、goo blogで行います。
(3)開始時期は、皆さんの移行状況を確認し、改めてご連絡致します。
☆☆☆ 「はてなブログ始め方公式解説」(保存してください)
https://blog.hatenablog.com/entry/2020/08/21/180000
以上を読んで、その文中の「はてなユーザー登録」ボタンを押す→
「はてなユーザー登録画面」が出たら
〇はてなID決める(独自のものを決めて下さい)
〇パスワード決める(忘れないようにメモして下さい)
〇メールアドレスを決める(ご自分で今使っているもの)
これで登録が出来ます。
「咲き初める 藤の花」
☆------------☆ 「ネット歌会」開始 ☆-----------☆
「ネット歌会」として展開された詠歌を掲載致します。
注) ☆:元歌 ★:返歌
☆遅咲きの桜が庭で満開に 次は山谷(さんこく)藤の花かな
西BOOさん
★藤房はまだ短くて届かない ベンチに座り撮る日数える
夕庵さん
★山谷(さんこく)は紫色(ししょく)がまだらに見えるとも
まだ藤蕾 木々に隠れて
西BOOさん
☆もう買わぬ思えど買ったGマスター 孫の写真を頭に浮かべ
西BOOさん
★ハイチーズ 撮られる孫も慣れたもの 上手に笑顔で応えてくれる
夕庵さん
★花の写真 奥深きもの感じるも 孫の笑顔に勝るものなし
西BOOさん
★一歩二歩無断侵入して撮りぬ 街中散歩にはじめての花
夕庵さん
☆茶柱の立ちてひとりの家長閑 狭庭の青き鳥と語らむ
みっちっちさん
★欠かせない食後の後の一服は 嬉野深蒸し温きがよろし
夕庵さん
★朝食の後の焙煎 珈琲よ 今日の試合の作戦練れり
みっちっちさん
★眠れない理由(わけ)は一杯の珈琲と 後悔すれど楽しき会話
夕庵さん
★幾たびも寝返りすれど眠れぬ夜 ついに起き出し歳時記を繰る
みっちっちさん
☆眠れぬは貴女のせいと欠点をつらつら上げてまた眠れない
夕庵さん
★人間は欠点あれば長所あり なるべく長所見て付き合はむ
みっちっちさん
「咲き初める なにわ茨」
☆どことなく主(ぬし)に似る犬 次々と 連れられ春の公園長閑
みっちっちさん
★トコトコと横断歩道をゆく子犬 靴下履いているではないか
夕庵さん
★夕暮れの横断歩道に仕事する 盲導犬の凛々しき姿
みっちっちさん
★横断歩道の白線くっきり表示され 1年生が喜々としてゆく
夕庵さん
★元気よくランドセルらが走り抜く朝の光の横断歩道
みっちっちさん
★背中より大きいランドセル跳ねてゆく 給食好きな一年生は
夕庵さん
★給食に満腹すれば春昼の 日差し浴びつつ夢の世界へ
みっちっちさん
★四歳児 目を輝かせ手振りよく 消防士への夢を話しぬ
夕庵さん
★じゃがいもを収穫したる四歳児 土まみれなる笑顔弾けて
みっちっちさん
★ラガーマン 泥にまみれてひたすらに ゴールを目指し命を燃やす
夕庵さん
☆うぐいすに 誘われ森に分け入れば 八重の山吹 木漏れ日に咲く
ポエット・M
★昨年は気付かなかった鶯よ 家の前の木で響きける
西BOOさん
★うぐいすの遅き初音に ただならぬ 気象変化を みるは哀しく
ポエット・M
☆------------☆ 「ネット歌会」了 ☆------------☆
「咲き盛る ツツジ」
【運営にあたって】
(1) 投稿期間は、原則として毎週水曜日から翌週火曜日17:00までと致します。
なお、変更がある場合は、その都度ご連絡致します。
(2) 「水曜サロン」に掲載された短歌への返歌を「第二部」のコメント欄へ
投稿願います。出詠頂いた返歌は、そのまま掲載します。
(3) 口語短歌を基本としますが、文語混じりでも構いません。
仮名遣いは新仮名遣いとし、旧仮名遣いは極力避けて頂ければ幸いです。
(4) 作者名は投稿頂いたペンネーム等を、そのまま掲載します。
(5) 掲載順序は原則、本ブログのコメント欄への到着順と致します。
(6) 掲載された短歌の著作権は、投稿者に帰属します。
了
返歌を詠ませて頂きたいと思います。
☆散る花を巻きあげ嵐過ぎゆくも 若葉はすでに森をおおいて ポエット・Mさん
★桜散り藤の見頃の時なれば 若葉の緑 輝き放つ 西BOO
よろしくお願い致します。
☆散る花を巻きあげ嵐過ぎゆくも若葉はすでに森をおおいて
☆散ればこそ次の若葉に引き継がんふりゆく我は残花数えん
読んでて、返しができたので投稿します。
本歌
散ればこそいとど桜はめでたけれうき世に何かひさしかるべき(伊勢物語)
花さそふ嵐の庭の雪ならでふりゆくものは我が身なりけり(新勅撰)
自分の短歌スタイルは、他者には無いので、二部には遠慮していたのですが、次のはてなへ移行なさると言うので。
☆早咲きも遅く咲きしも皆 散りぬれど 新緑も猶 見事な桜 西BOOさん
★桜さくら 浮かれし季節(とき)は早も過ぎ 萌ゆる若葉に心やすらぐ 夕庵
☆鶯の求愛の声 既に止み 恋愛成就 無事遂げたかな 西BOOさん
★鶯の艶帯ぶ声の誇らしき 卵を抱きて春の深まる 夕庵
よろしくお願いいたします。
☆亡き母へ花の名残の一灯を 夕日隠れの阿弥陀堂にて みっちっちさん
★父母ともに 桜散るとき逝きませり さくら哀しや散ればなおさら 夕庵
☆新緑の小風光りて ふと妣の声想ひ出す 朝の濡れ縁 みっちっちさん
★濡れ縁に兄弟そろって西瓜食べ 種飛ばしたりあの夏のこと 夕庵
☆白蝶の すいと飛び来て肩先に 揺らめき妣(はは)の御霊とぞ見ゆ みっちっちさん
★亡母すでに杖をつきつつ亡父ともに 辿りつきしや極楽浄土 夕庵
よろしくお願いいたします。
早々に、素晴らしい返歌を頂戴し、誠に有難う御座います。返歌を詠ませて頂きたいと思います。
☆頑なに独居を決めし老翁の 幸・不幸など誰にもわからぬ 夕庵さん
★亡き父の最期の看取りができなくて 施設に入るも善し悪しかな 西BOO
よろしくお願い致します。
⭐️濡れ縁に兄弟そろって西瓜食べ 種飛ばしたり あの夏のこと
夕庵さん
★大西瓜ぽんと叩きて助手席に でんと座らせ うきうき帰宅
みっちっち
⭐️亡母すでに杖をつきつつ 亡父ともに辿りつきしや極楽浄土
夕庵さん
★はるかなる海は浄土か 蜃気楼 父母の声聞こへくるやに
みっちっち
よろしくお願いいたします。
☆亡き父の最期の看取りができなくて 施設に入るも善し悪しかな 西BOOさん
★おおよそに別れは不意に襲いしも 生きねばならぬ藤のはな散る 夕庵
よろしくお願いいたします。
☆大西瓜ぽんと叩きて助手席に でんと座らせ うきうき帰宅 みっちっちさん
★久しぶり花束もちて尋ねゆく 友の全快 藤のはな散る 夕庵
☆はるかなる海は浄土か 蜃気楼 父母の声聞こへくるやに みっちっちさん
★途中下車 立山連峰はるかなり しばし酔いたり蜃気楼見つ 夕庵
よろしくお願いいたします。
夕庵さんへの返歌です
⭐️久し振り花束もちて尋ねゆく 友の全快 藤のはな散る
夕庵さん
★春風の光のなかを退院す いのち新たにまぶしき家路
みっちっち
⭐️途中下車 立山連峰はるかなり しばし酔いたり蜃気楼見つ
夕庵さん
★途中下車して海の駅 海を眺むるだけの旅なり
みっちっち
よろしくお願いいたします
早々に、素晴らしい返歌を頂戴し、誠に有難う御座います。