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四季の彩り

季節の移ろい。その四季折々の彩りを、
写真とエッセーでつづって参ります。
お立ち寄り頂ければ嬉しいです。

第二部「口語短歌・水曜サロンの会」(その175 ネット歌会)

2025年04月09日 04時53分48秒 | 短歌

第二部「口語短歌・水曜サロンの会」(その175 ネット歌会)
            短歌の返歌を歓迎します!!

 ☆☆☆ 楽しく、和やかな短歌の交流広場を目指したいと思います。
 ☆☆☆ 返歌の投稿、投稿歌の歌評、感想、ご意見等もお寄せください。

 ☆☆☆ 「ネット歌会」の「返歌」について
      「ネット歌会」は、「お題」を決めて短歌を詠みあうという方式では
      なく、「水曜サロン」へ掲載された、各位の歌に対して「返歌」する
      という自然発生的な歌会です。従って掲載された歌の中で自分に響く
      ものがありましたら、それへの返歌として大いに詠んで頂き第二部の
      コメント欄に記入して頂ければ幸いです。飛び入り歓迎です。


     「咲き満る桜 染井吉野」

☆------------☆ 「ネット歌会」開始 ☆-----------☆
  「ネット歌会」として展開された詠歌を掲載致します。
    注) ☆:元歌  ★:返歌

☆寒戻り 川辺の桜 北風に吹かれ 早々 花筏なる
                         西BOOさん
★さくら花 風雪被り頭を垂れつ 涙の雫 春は気まぐれ
                         夕庵さん

☆万華鏡のとりこになりて ひとしきり 影なき妖しの夢に遊びぬ
                         夕庵さん
★孫宛てに投影型の万華鏡 電話で「ジイジ綺麗かったよ」
                         西BOOさん
★無心にて孫の遊びし万華鏡 いかなイメージ夢見ているや
                         夕庵さん
★楽しんだ夏の山上遊園地 もしや夢にも出てきてるやも
                         西BOOさん
★春の空 手を振る孫はヒコーキの 一周するごと笑顔弾けて
                         夕庵さん

☆むらさきに瀬戸の島々 霞み立ち さざ波白く船腹による
                         みっちっちさん
★瀬戸内の君住む島は朝夕に 潮騒の音聞こえるばかり
                         夕庵さん
★偲ばるるふるさとの村 朝夕の鐘聞きながら日々のいとなみ
                         みっちっちさん
★朝夕の新聞見ても おぞましき事件の多し さくら見に行く
                         夕庵さん
★人間の生まれし時は皆同じ おぞましき道行くは何ゆへ
                         みっちっちさん
★人間は哀しき性(さが)を合わせもつ 善と悪とのやじろべえなり
                         夕庵さん
★この道を進むか否か 人生の岐路に迷へるやじろべえなり
                         みっちっちさん
★さくら咲くこの道歩けば思い出す 遠き目をして語りし友を
                         夕庵さん
★円山の枝垂れ桜を楽しみて デートコースは洋館のカフェ
                         みっちっちさん
★丸山の枝垂れ桜もよみがえり 見事な傘のなかのお花見
                         夕庵さん

     「咲き初める 枝垂れ桜」

☆機首を上げ はるか機体は陽炎ひて 心で君にさよならを告ぐ
                         みっちっちさん
★旅立ちは笑いと涙のエアポート 君の前途は洋々ととして
                         夕庵さん
★島を立つ連絡船に若者は リュックひとつに希望を詰めて
                         みっちっちさん
★おおいなる夢と少しの不安のせ 行き交う船に手を振る人ら
                         夕庵さん
★春風の伊根の舟屋の観光船 かもめ群れ飛び手を振る人ら
                         みっちっちさん
★輪を描き伊根の舟屋にカモメらは 魚をねだりて今朝もにぎやか
                         夕庵さん
★にぎやかな下校時間に 君の背を見つめるのみのはじめての恋
                         みっちっちさん
★目を伏せて見つめることもなきままの 淡き思いの初恋ありき
                         夕庵さん
★おしゃべりも気軽にできぬ初恋は 斜め後ろに座りし君よ
                         みっちっちさん
★婚活のマッチングアプリの落とし穴 恋模様なきネットの世界
                         夕庵さん

☆------------☆ 「ネット歌会」了 ☆------------☆


     「咲き盛る 花桃の花」

【運営にあたって】
 (1) 投稿期間は、原則として毎週水曜日から翌週火曜日17:00までと致します。
    なお、変更がある場合は、その都度ご連絡致します。
 (2) 「水曜サロン」に掲載された短歌への返歌を「第二部」のコメント欄へ
    投稿願います。出詠頂いた返歌は、そのまま掲載します。
 (3) 口語短歌を基本としますが、文語混じりでも構いません。
    仮名遣いは新仮名遣いとし、旧仮名遣いは極力避けて頂ければ幸いです。
 (4) 作者名は投稿頂いたペンネーム等を、そのまま掲載します。
 (5) 掲載順序は原則、本ブログのコメント欄への到着順と致します。
 (6) 掲載された短歌の著作権は、投稿者に帰属します。
                     了


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32 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

コメント日が  古い順  |   新しい順
ポエット・Mさんへの返歌です ( 夕庵)
2025-04-10 13:00:03
こんにちは。

☆ぼんぼりを映し咲き満つ桜花 妖しきまでの 憂い秘めもつ     ポエットMさん

★ぼんぼりの石畳ゆく遠き日の 京の夜桜まなうらに立つ       夕庵

よろしくお願いいたします。
返信する
西BOOさんへの返歌です ( 夕庵)
2025-04-10 13:03:34
こんにちは。

☆めずらしや 今年の冬は長引いて 入学式に桜、満開       西BOOさん

★念願の校門くぐれば見えてくる 未知の知識や冒険の旅      夕庵

よろしくお願いいたします。
返信する
みっちっちさんへの返歌です ( 夕庵)
2025-04-10 13:12:02
こんにちは。

☆路地裏の昼を灯せる雪柳 少し揺れゐて  かくれんぼの子      みっちっちさん

★雪柳の白さか猫の尻尾かと じゃれ合う春のごごのひととき      夕庵

☆ひと雨にいよよ白増す雪柳 風にさざ波沸き立つごとく        みっちっちさん

★春の湖きららに寄せるさざ波に 無人のボートが小さく揺れて     夕庵

よろしくお願いいたします。 
返信する
夕庵さんへの返歌です (ポエット・M)
2025-04-10 17:45:35
こんばんは。
夕庵さんへの返歌です。

☆ぼんぼりの石畳ゆく遠き日の 京の夜桜まなうらに立つ       夕庵さん

★まなうらに 桜月夜の石畳 先ゆく君の 白きうなじよ       ポエット・M
よろしくお願いいたします。
返信する
Unknown (みっちっち)
2025-04-10 18:34:10
こんばんは
夕庵さんへの返歌です

⭐️雪柳の白さか猫の尻尾かと じゃれ合う春のごごのひととき
夕庵さん

★春昼の狭庭にじやれる雀どち じつと見つむる猫の目きらり
みっちっち

⭐️春の湖きららに寄せるさざ波に無人のボートが小さく揺れて
夕庵さん

★初夏の宝ケ池に日の班照り 恋人たちのボート行き交ふ
みっちっち

よろしくお願いいたします。
返信する
夕庵さんへ (西BOO)
2025-04-11 07:48:10
おはようございます。
早々に、素晴らしい返歌を頂戴し、誠に有難う御座います。返歌を詠ませて頂きたいと思います。

☆小夜更けて桜の花も眠らんか 宴の後の上弦の月  夕庵さん

★花見酒 事務所近くの川原で 見上げて酔いしライトアップに  西BOO

よろしくお願い致します。
返信する
ポエット・Mさんへの返歌です ( 夕庵)
2025-04-11 10:36:17
おはようございます。

☆まなうらに 桜月夜の石畳 先ゆく君の 白きうなじよ       ポエットMさん

★朧夜の垂れ桜のさゆらぎに 君の胸裡のゆれて切なき        夕庵

よろしくお願いいたします。
返信する
みっちっちさんへの返歌です ( 夕庵)
2025-04-11 10:41:30
おはようございます。

☆春昼の狭庭にじゃれる雀どち じっと見つむる猫の目きらり       みっちっちさん

★黒猫のまるい金目の神秘さに 惹かれて今日も引きこまれそう      夕庵

よろしくお願いいたします。
返信する
みっちっちさんへの返歌です ( 夕庵)
2025-04-11 11:03:40
こんにちは。

☆初夏の宝ヶ池に日の斑照り 恋人達のボート行き交ふ        みっちっちさん

★二人乗るボートは激しい川下り 何処へ行くのか行く先わからぬ   夕庵

よろしくお願いいたします。
返信する
夕庵さんへの返歌です (ポエット・M)
2025-04-11 12:35:07
こんにちは。
夕庵さんへの返歌です。

☆朧夜の垂れ桜のさゆらぎに 君の胸裡のゆれて切なき       夕庵さん

★揺れてなお君への想いひたすらに 貫きゆくや朧夜ぬいて     ポエット・M
よろしくお願いいたします。
返信する

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