炎暑の8月を凌ぎ、9月も三日となりましたが、日中の暑さは相変わらずですね。
しかし、夕暮れとともにかすかではありますが、涼風も感じられます。
「マンデビラ」
「夕刻前に淡紅に染まる 酔芙蓉 八重」
気象庁は9月1日、今年の夏(6~8月)の日本の平均気温が、1898年の
統計開始以降で最も高かったと発表しました。
最高気温が35度以上の「猛暑日」の日数は全国38地点で最多となり、
過去151年で猛暑日が一度もなかった北海道函館市で初めて記録されるなど、
異例ずくめの夏となったようです。
全国的な高温傾向は9月以降も続く見込みとのこと。
「地球沸騰化」の時代とも言われ始めましたが、二酸化炭素の排出制限等、
喫緊の課題となりつつあり、自らに引き寄せて考えて参りたいと思います。
「真夏の象徴 ブーゲンビレア」
「百日紅 薄紅」
事実、本日も、ここ南関東は猛暑日となりましたが、夕暮れには涼風も吹き、
確かな季節の移ろいを感じます。
「キバナコスモス」
「初秋の訪れ 小紫式部」
今回は、晩夏から初秋にかけて散策等で巡った観音崎公園や、遊歩道等に
咲く花々をデジイチでスケッチし、季節の移ろいを辿ってみました。
なお、遊歩道でいつもお会いする方の、マスク無しの微笑みがまぶしく
感じられ、即興で一首詠んでみました。
☆マスク無き人らも増えて遊歩道 改めて知る爽やかな笑み
アップしていただいた花それぞれに私も思い出が
あります。
私がマンデビラを初めて見たのは定年後の運送の
仕事で毎日群馬の各地へ通っていたころでした。
毎日荷物を下ろした高崎のある会社の直ぐ傍の
民家のブロック塀からはみ出すように咲いていた
マンデビラを見てしばらくの間、造花かな?・・と思っていたのです。
ある時、近寄ってみて本当の花だとわかったのです。
花の名前がわからないまま毎日が過ぎていったの
ですがあるとき私の家の近くでも見かけたのです。
私は思い切って水遣りをしているその家のご主人
に聞きました。
その方は大切に育てている花の名前を聞かれた
ことが嬉しかったようで、その花の名前は
「デプラデ二カ」で別名を「マンデビラ」だと
説明され、寒さに弱いことや育て方の注意なども
丁寧に教えてくれました。
以後、顔を合わせると花談議になり、今も親しく
会話を交わす仲となりました。
「酔芙蓉」や「ブーゲンビリア」は孫が大好きな
花でしたので現在メキシコで働いている孫を思い
だす花なのです。
「百日紅」は1㎞先の北区役所の周辺の道路を埋
め尽くしていますし、隣家の庭では夏空の下で
依然として咲き誇っています。
「小紫式部」は「小紫」と間違えやすい・と言う
ことでこのマンションの植栽の手入れをしている
造園会社の人に教えてもらったことでよく覚えて
いるのですが・・・
近所ではなかなか見る機会はありませんね。
・・ということでとりとめのないことを書いて
きましたがポエットMさんの画像で近づく秋の
気配を感じたいと思います。
ありがとうございました。
いつも心温まるコメントを頂きありがとうございます。
コメントで触れられた「マンデビラ」は赤、白、ピンクと色鮮やかな素敵な花で、
今の時期次々と咲き継いでいて目を楽しませてくれますね。
この花は、細君たちも加わっている団地の「花の会」が育てているものですが
花が小ぶりですが、存在感のある花でもありますね。
「酔芙蓉」や「ブーゲンビリア」はお孫さんが大好きな花とのこと。この花と
小紫式部は、千恵子奥様の絵手紙の題材としても、ふさわしい花でもありますね。
最も小紫式部は花ではなく実でもありますが、これから濃い紫に変化していきますね。
私の画像で秋の気配を感じて頂いたとのコメントは、何よりうれしいです。
千恵子奥様にもよろしくお伝え頂ければと思います。
これからもよろしくお願いいたします。