先月は仕事が少なくて真剣にピンチだったので、お星様に、お仕事が来ますようにってお願いしたら、一度にまとめて来ましたよ。でも、断ったら次がないかも?という不安に常に抗えない私は、全部引き受けてしまって、これまたピンチですよ。フリーでやってると、いっつもこんな感じです。で、こんな時に限って偏頭痛の発作が起きそうだったり、腹具合が可怪しかったりするのもお約束。ふふっ…
と、いうわけで、数日間、ブログをお休みしておりました。ずーっと家にこもって、新聞もろくに読まずに過ごしてたので、書くことなかったんで。で今朝はこの素晴らしいニュースに快哉を叫んでしまいました。京都大学教授の山中伸弥氏が、人工多能性幹細胞(iPS細胞)の作成に成功したノーベル生理学・医学賞の受賞決定。あまり詳しいことは、私の脳容量を激しく超過してるんで理解できないのですが、山中博士は、「成熟した(分化した)カエルの細胞から核を取り出して、卵の細胞の核と入れ替えた結果、核を変わっていたのにもかかわらず、卵が孵り、カエルになった。つまり、分化したあとの細胞でも、再び、初期化できる(万能の細胞に戻る)ことを明らかにした。」そうです。で、このiPS細胞ってのを使うと、細胞を再生できたり、果ては♀X♀で子供が作れちゃったりするんだって。「アメイジング・スパイダーマン」に出てた片腕の博士もトカゲと合体せんと、こっちの研究やっときゃよかったね。
先達のES細胞の研究は、使用する受精卵を多様な細胞に変えるものですが、その受精卵を母体から取出し、殺さねばならないという事実が倫理的に論争の元になり、キリスト教原理主義者のブッシュ時代は不遇な扱いを受け、研究が遅れましたが、iPS細胞の発見はその壁を突き破ったのです。勿論、原理主義者達にとって、人の手で細胞を再生するというのは「神の領域」なので、倫理問題が一気に解消というわけには行きませんが。しかし、この件だけを取り上げても、子ブッシュの8年間で失われた科学発展の機会は、本当に多大ですね… あ、私、機会あるごとに子ブッシュの悪口を言いたがりますんで。ところで、ロムニー・ライアンの悪口も大好きよ… って、また話が逸れる。
iPS細胞の最初の「i」だけ小文字なのは、山中博士がiPodをまねたからってエピソードを目にしましたが、そういうのも今風でいいなぁ。実用化への応用に関しては、まだまだ多くの問題や課題があるそうですが、山中博士はまだ50歳のバリバリ現役。その助手の方たちも若い。今後の益々の発展が大いに期待されます。ワクワクするね!日本は、国家政策で化学数学教育に力を入れて高度成長を達成しましたが、山中博士を含むその後の世代、そしてこれからの世代も、世界の科学席巻していってほしいな。今年の化学賞にも日本人科学者の方が候補に上がっておられるそうで、そちらも楽しみ。次世代への励みになるし、子供たちに科学への興味を向けるきっかけになると思う。山中博士は京大での記者会見で、「日本という国に支えていただいて、日の丸の教えがなければ、この素晴らしい受賞はなかったと 心の底から思った。まさに日本という国が受賞した賞だと感じている」と言われたそうなんだけど、これは素晴らしい言葉だなと思う。
同時受賞の、この研究の初期化を行ったジョン・ガードン博士もいいねぇ。まるで映画やアニメに出てくる「博士」みたいで。あのフサフサの御髪もiPS細胞の恩恵、ってこたないかな?でも、育毛の技術が実現したら、世界中で沢山の人が喜ぶよね。難病の治療にも希望をもたらしたけど、こういう日常レベルでも活用できるなら更にいいね。
イライラしてやった。今は反省している。
日本人はもっと日本を好きになっていいと思います
と、いうわけで、数日間、ブログをお休みしておりました。ずーっと家にこもって、新聞もろくに読まずに過ごしてたので、書くことなかったんで。で今朝はこの素晴らしいニュースに快哉を叫んでしまいました。京都大学教授の山中伸弥氏が、人工多能性幹細胞(iPS細胞)の作成に成功したノーベル生理学・医学賞の受賞決定。あまり詳しいことは、私の脳容量を激しく超過してるんで理解できないのですが、山中博士は、「成熟した(分化した)カエルの細胞から核を取り出して、卵の細胞の核と入れ替えた結果、核を変わっていたのにもかかわらず、卵が孵り、カエルになった。つまり、分化したあとの細胞でも、再び、初期化できる(万能の細胞に戻る)ことを明らかにした。」そうです。で、このiPS細胞ってのを使うと、細胞を再生できたり、果ては♀X♀で子供が作れちゃったりするんだって。「アメイジング・スパイダーマン」に出てた片腕の博士もトカゲと合体せんと、こっちの研究やっときゃよかったね。
先達のES細胞の研究は、使用する受精卵を多様な細胞に変えるものですが、その受精卵を母体から取出し、殺さねばならないという事実が倫理的に論争の元になり、キリスト教原理主義者のブッシュ時代は不遇な扱いを受け、研究が遅れましたが、iPS細胞の発見はその壁を突き破ったのです。勿論、原理主義者達にとって、人の手で細胞を再生するというのは「神の領域」なので、倫理問題が一気に解消というわけには行きませんが。しかし、この件だけを取り上げても、子ブッシュの8年間で失われた科学発展の機会は、本当に多大ですね… あ、私、機会あるごとに子ブッシュの悪口を言いたがりますんで。ところで、ロムニー・ライアンの悪口も大好きよ… って、また話が逸れる。
iPS細胞の最初の「i」だけ小文字なのは、山中博士がiPodをまねたからってエピソードを目にしましたが、そういうのも今風でいいなぁ。実用化への応用に関しては、まだまだ多くの問題や課題があるそうですが、山中博士はまだ50歳のバリバリ現役。その助手の方たちも若い。今後の益々の発展が大いに期待されます。ワクワクするね!日本は、国家政策で化学数学教育に力を入れて高度成長を達成しましたが、山中博士を含むその後の世代、そしてこれからの世代も、世界の科学席巻していってほしいな。今年の化学賞にも日本人科学者の方が候補に上がっておられるそうで、そちらも楽しみ。次世代への励みになるし、子供たちに科学への興味を向けるきっかけになると思う。山中博士は京大での記者会見で、「日本という国に支えていただいて、日の丸の教えがなければ、この素晴らしい受賞はなかったと 心の底から思った。まさに日本という国が受賞した賞だと感じている」と言われたそうなんだけど、これは素晴らしい言葉だなと思う。
同時受賞の、この研究の初期化を行ったジョン・ガードン博士もいいねぇ。まるで映画やアニメに出てくる「博士」みたいで。あのフサフサの御髪もiPS細胞の恩恵、ってこたないかな?でも、育毛の技術が実現したら、世界中で沢山の人が喜ぶよね。難病の治療にも希望をもたらしたけど、こういう日常レベルでも活用できるなら更にいいね。
イライラしてやった。今は反省している。
日本人はもっと日本を好きになっていいと思います
"なんでもあり"まさに神の領域の研究ですが、山中博士はしっかりした方なのでいい方向へ続いていくと信じています☆
いかにも健康そうで精力的な感じだし。