昨日、思ったこと

週に一度、施設に入っている母の所に通っているが、母の日の昨日は我が家に招待した。コロが来た頃は、まだアルツハイマーもそれほど進んでいなかったので、実家にコロを連れて行くたび、母にとても可愛がって貰っていた。なので、コロは母を見ると大興奮してしまうので、今日は母の近くにはクロしか行けなかった。


病気が進行してからは、私や家族、コロたちのこともわからない母だが、犬好きだった母なので一緒に散歩に出かけた。いつもは、ずんずん歩くクロなのに、私と母がゆっくり歩くのを、立ち止まり、振り返り待っていてくれた（クロは娘と先に歩いていた）。途中で、突然母がリードを持とうとした。実家のジュリーを散歩させていたことを思い出したのかもしれない。話しもほとんどできない母なので、散歩の後は施設に戻ったが、着いた時には我が家にいたことはすっかり忘れていた。が、ときおり見せた笑顔に、想い出として残らなくても、一瞬一瞬の中で楽しいと感じてくれたかなと思った。


夕食は娘の手料理。そして、プレゼントと手紙を貰った。なんでもメールですます世代の娘からの手紙は、かなりジ～ン


息子からは杏の入ったお酒（未成年って、お酒買えないんじゃなかったっけ）。パパからはキットカット（夜、イオンを歩きに行き、ゲームコーナーのクレーンゲームで一発で取った）。パパの母ではないけれど、ありがたく貰った。箱に《mini》と書いてあるが箱の高さは22㎝ほどある大きな物。
　　　

コロたちからもらったものは、癒しの姿


こういうのんびりした姿に、毎日包まれている幸せ。

「いいな～」　「今は、あたしの場所だからねっ」

「あたしもっ」　「あとで」　「むふっ」

「いいも～んだ」　「次、かわってあげるからさ」


こ～んな、なんでもないコロたちの姿も、母の日のサイコーのプレゼントかもしれない。