拝啓 夏目漱石先生

自称「漱石先生の門下生(ただのファン)」による日記

君とウェディングベル鳴らしたい奴は有名な俳優じゃなきゃダメ?

2007-03-22 21:39:40 | 音楽
懐かしアニメ『シティーハンター』のサントラを聴いている。TSUTAYAをうろうろしてたらパっと目に入って手にとって見たら岡村ちゃんの「SUPER GIRL」が入っていることに気づき、どーしても聴きたくなってしまったのだ。ていうか、「SUPER GIRL」は音源もちろん持ってんだけど、『シティーハンター』のエンディングテーマだったとは知らなくて。『シティーハンター』のテーマ曲って懐かしくもかっこいい、みたいなイメージがなんとなくあるから、そんな曲達が一つのアルバムにまとまってて、その中に岡村ちゃんの曲も収録されてるっていうのがなんだか凄く素敵に思えて思わず借りてしまったのだ。久々にTM NETWORKの「GET WILD」聴きたかったしね。
『シティーハンター』といえばやっぱ「GET WILD」だよねー。あの疾走感!たまらんね。聴いてる間中ずーっとわくわく。いつぞやの『速報!歌の大辞テン』で宇多田ヒカルも熱弁していたけど、この曲は間奏が秀逸ですねー。2番のサビが終わった直後の間奏。「私もこんな曲作りたいなぁーと思った」と語っていたが、「traveling」とか、『シティーハンター』テイストを多少取り入れて作ったりしたのかな?まぁわかりませんが。宇多田的に「GET WILD」は、邦楽で一番好きな曲だそうです。幼い頃リアルタイムでこれ聴いてかなり衝撃受けたとか。私もアニメの再放送で聴いたこの曲はやたらと耳にこびりついている。小室哲哉の曲はあんまり好みではないのだが、この曲とダウンタウン浜ちゃんに提供した「FRIENDSHIP」は別格っすね。
岡村ちゃんの「SUPER GIRL」は大好きな曲ではあるけれど、「GET WILD」のように記憶の奥に刻まれていたわけではなかった。『シティーハンター2』のエンディングテーマだったのねー。言われてみればそれっぽい音作りかもしれない。あの時代の、80年代後半のしゃれたポップスって感じのアレンジ。岡村ちゃん特有のねちっこいファンク臭も薄いしね。それゆえに岡村ちゃんファンじゃなくても抵抗なく聴けるんじゃないだろうか。リアルタイムで聴いてないからわからないんだけど、岡村ちゃんはこの曲で世間的にブレイクしたとかそういう感じなのだろうか。あ、でもカラオケDAMで唯一PVが見れる「だいすき」が岡村ちゃんのブレイクポイントだとすると、それ以前に発売された「SUPER GIRL」は世間ではそんなに話題にはなってなかったってこと?わからーん。
ていうか、岡村ちゃんって一般的な知名度がかなり低いみたいですね。岡村ちゃんの友人だったという尾崎豊や吉川晃司と比べると、岡村ちゃんは殆ど知られていない。まぁ、私と同い年の人々が知らないのは当然として、80年代に青春を過ごした人なら大体通ってきた道なんだと思ってたのにな。ちょっとマニアック路線だったのか?岡村ちゃんが発表した曲達は今でも全く色あせない素敵なものばかりだからみんなもっと聴くべきだよねー。本当、なんでこんなにいちいち胸に突き刺さってくる歌詞ばかりなんだろう…。
『シティーハンター』のサントラ全体についての記事を書くつもりが、結局「GET WILD」と岡村ちゃんの話題だけになってしまった。でも、ざっと聴いてみたところこの二曲が特出してると思うので、まぁいいやー。「SARA」って曲が面白い。これ聞き覚えあるわ。「Oh~セイラ」連発。もう、80年代末期!!って感じが凄くする爽やかなシティポップス。なんか、『シティーハンター』の曲はどれも爽やかさと疾走感に満ちてて、運転中のBGMにもってこいなんじゃないかしら。
 

追記
ドラマ『華麗なる一族』で鯉の将軍と共に話題をさらったキムタクに激似の万俵家先代の肖像画。キムタクにヒゲ描いてじいさんっぽくしたあの衝撃の肖像画、実はあれは工藤静香画伯の作品だという噂が…。RHYMESTERの宇多丸氏は「あれどうみても静香の(絵の)タッチだと思うんだよ!」と力説していた。真偽の程はよくわかんないけど、そうであって欲しいよねぇ(笑)。何から何まで最高に華麗なネタドラマだわ。

動画→[Black File]内第三会議室#40『華麗なる一族を見て気になること』