拝啓 夏目漱石先生

自称「漱石先生の門下生(ただのファン)」による日記

史上最大のコラボ

2007-03-04 22:00:32 | テレビ
恒例(?)の『華麗なる一族』の感想を。

●うわあぁ!不意打ちだ!マジに油断してた!冒頭から「じいさんの肖像画」と「将軍」のコンボで来るとは!将軍は約一ヶ月程全く登場しなかったからもう出ないかと思ってた。久々の将軍登場の破壊力は…凄かった。「さすが」って感じ。格が違う。自身の出生の秘密に思い悩み、池のほとりに神妙な面持ちで佇む鉄平。脳裏にはじいさんの肖像画が…そう、キムタクにヒゲとカツラを付けただけの、あの衝撃のじいさんの肖像画がチラついていた。さらに、鉄平の足元の池で悠々と泳ぐ将軍…鉄平の身に降り懸かってる災難など素知らぬふりで、もう、優雅にスイスイ~っと泳いでる…さすが「泳ぐ機械」…。有り得ない!笑わずにはいられないよ…無理だよ。肖像画と将軍。ストーリーそっちのけで視聴者の話題をさらっていった、このドラマの双璧を成す二大要素。はっきり言ってこの衝撃が強すぎて鉄平の出生の秘密とかどうでもよくなっちゃったよ。…いや、言い過ぎかな、さすがに。
長年に渡って鉄平の父・大介と妻・寧子の二人だけの秘密だった「鉄平の本当の父親について」。ついにそれが表出してきた。鉄平の弟・銀平はワイングラス片手に(ぷっ。こいつ飲みすぎ)「やっとわかりましたね、この家に憑いてる亡霊の正体が」と言っていたが、うん…将軍と肖像画が憑いてる万俵家だもんね。ドロドロになるハズだわ。そうそう、鉄平が家を出ていくシーン、挿入歌の「デスペラード」が流れる中で彼は池のほとりで手を叩いて将軍を呼ぼうとしていたが(別れの挨拶をしようと思ったのだろう)、結局呼ばなくてよかったぁ……名曲が台なしだもん(笑)。

●予告見る限りではこれから相子様への風当たりが強くなりそうだなぁ。相子様ファンには辛い展開だ。まぁ、映画版は観たので彼女がどんな運命を辿るのかは知ってるんだけどさ。あー、相子様に幸あれ。

●今回は冒頭の将軍・肖像画が全てを持って行ってしまった感がある。ゲストの萩原聖人もあんまり出なかったし。「他に何かあったかぁ?」ぐらいの勢い。…いや、いろいろあったけども。というわけで今回はちょっと前に書いたもののくだらなすぎて載せられなかった「ゲンダイネット」(勝手な思い込みと妄想で芸能ネタを書く、メディアの風上にも置けない三流ネットニュース)風の記事を載せておく。バカバカしすぎるが以下まぁ適当に流しておいてください。

止まりそうも無い肖像画の勢い(ゲンダイネット)

ドラマ『華麗なる一族』に異変が起きている―

放送開始以来、視聴者たちの話題を独占していた鯉・将軍の人気に陰りが見え始めたのだ。

「初めこそ、そのインパクト故に大反響を呼んだ将軍ですが、最近では評判は散々です。『いかにも模型です』という作りは多くのドラマファンを興ざめさせています。結局将軍の人気は、登場シーンで必ず共演するキムタク人気にあやかっていただけのようです。」(事情通)

その将軍の代わりに頭角を現してきたのが肖像画だ。将軍とは逆に、初登場で冷笑を誘った肖像画だが、

「最近はその存在感に重みが感じられると共演者の間でもっぱらの評判です。『キムタクがじいさんになったらこんな顔なんだろうな』を見事に表現する肖像画の演技は目を見張るものがある。ドラマファンもだんだん肖像画の魅力に気づいてきているようです。」(テレビ関係者)

将軍VS肖像画。ドラマの展開以上に気になる両者の演技対決に期待したい。