相模原市南区下溝に四季の花が絶えない「県立相模原公園」の西側に広い「芝生広場」のほぼ中央を仕切る様に「サルビア・レウカンサ」が二つの塊となって植栽されている。この花の花期は8月下旬~11月中旬。今満開期に達し紫色の花穂が鮮やかさと華やかさを増しクライマックス期を迎えているようである。シソ科の半常緑多年草の植物であるが花穂に特徴がある。花径2㎝程度の唇形花を多数穂状の紫の花は萼片でフェルトかビロード生地のような毛が生えて軟らかいことから「ベルベットセージ」とも呼ばれる。サルビア・レウカンサの奥の「紅葉の丘」エリアではモミジも少しずつ赤く色づき始めている中でいち早く北アメリカ東南部からメキシコ湾岸の湿地を原産とする杉の仲間「ラクウショウ」がメタセコイアかと見間違う似た樹形をし黄色、オレンジ色に紅葉し始めている。(2011)
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