鎌倉市極楽寺に極楽寺、稲村ヶ崎全町の鎮守「熊野新宮」は鎮座している。文永6年(1269)、「極楽寺」の忍性が信仰していた熊野本宮を勧請して創建したのが興りである。鎌倉時代「極楽寺」全盛の当時より「熊野新宮」と号し同寺の鎮守として広く神地を有し、厚く幕府の崇敬を受けて栄えた。殖産興業の守護神として多くの信仰を集め崇められている。永仁6年(1298)に火災で焼失したが、正安2年(1300)再建されたと伝えられている。かつては「極楽寺」の境内にあったが建武2年(1335)に足利直義によって土地が寄進された。大正12年(1923)の関東大震災で倒壊した八雲神社(極楽寺上町)と諏訪神社(下手ヶ久保)が昭和3年(1928)に合祀された。祭神は日本武尊、速玉男命、素盞嗚命、建御名方命。極楽寺山門から稲村ヶ崎小方向へ、途中〒ポストを右折した先に「鳥居」が構えられている。その正面に昭和2年=1927に再建された「社殿」がある。その左にいくつかの石碑が建てられている。(2106)







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