相模太夫の旅録=Tabi Log

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☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

全国天満宮の総本社「太宰府天満宮」

2018-10-06 09:51:33 | 神社
福岡県太宰府市宰府に菅原道真公(天神さま)を祀り「北野天満宮」と共に全国約12,000社ある天満宮の総本社とされ、「学問・至誠・厄除けの神様」として崇められている「太宰府天満宮」はある。正月初詣だけで200万人、受験シーズンが最も多く年間では約800万人以上の参詣者がある。創建は延喜19年(919)左大臣藤原仲平が勅によって社殿を造営。数度の炎上を経た天正19年(1591)小早川隆景が再建する。1200年を超える古社である。主祭神の菅原道真公の御墓所の上に社殿を造営し御神霊を祀っている。土産物店・グルメ、飲食店が軒を連ねる参道は参拝客や観光客で溢れんばかりである。参道から楼門前までになんと4つの鳥居がある。国、県、市の文化財指定建造物で埋め尽くされている。広大な境内にはまず心字池、太鼓橋、菖蒲池、御神牛、麒麟と鷽の像、手水舎がある。重層の入母屋造りで檜皮葺の二重門、全体は朱塗りの堂々した重厚な「楼門」が構えられている。楼門を抜けると正面に桃山時代の豪華な建築様式で造られた五間社流造檜皮葺の「本殿」がある。既に数百人の参拝者が列をなしている。本殿の右には社務所、札所、外には誠心館、儀式殿、余香殿がある。当天満宮は国内有数の梅の名所で約6,000本の梅が咲き誇る。中でも「飛梅」と呼ばれる梅の木があり神紋(梅紋)となっている。丁度結婚式が行われており儀式殿から白無垢の花嫁が登場、神々しい光景であった。金、朱などをふんだんに用いた絢爛豪華な装飾の社殿群は見応えがあった。(1809) 


















 






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