相模太夫の旅録=Tabi Log

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1700年の古社、松田の守護神「寒田神社」

2024-03-04 07:36:31 | 神社
足柄上郡松田町松田惣領、酒匂川の左岸台地上に平安時代中期の「延喜式神名帳」にも記された「相模国延喜式13社」の一つに列せられ松田の守護神&古社でもある「寒田神社」は鎮座する。創建は仁徳天皇3年(315)。主祭神は倭建命、弟橘比売命、菅原道真公、誉田別命。御神宝として弥生時代後期の白木の椀大小一組がある。寛永3年(1626)には徳川家光より150石朱印地を寄進されている。承応3年(1656)に酒匂川の氾濫により社殿等流出したが慶応4年(1868)に再建さる。明治7年(1874)に郷社、昭和16年(1941)に県社に列せられた。謂れでは日本武尊が東征の際に立ち寄ったとされ、境内には樹齢数百年以上の古木が残り、諸願成就の篤い信仰は今日に継承されている。嘗ては「相模田神社」「佐武多神社」、「佐牟太神社」等と称した。延喜式神名帳には「相模國足上郡 寒田神社 小」の記載がある。江戸時代には「寒田神社神田大明神」とも称した。松田駅より御殿場線をわたり酒匂川方向に進むと松田小学校の奥に鎮座し、大きい鳥居を抜けると正面に「社殿」、右に「神楽殿」、左手に「参集殿」と「社務所」がある。境内には「寒田稲荷社」、「祖霊社」、「神明社」、「天神社」、「熊野社」と「小祠」が祀られている。他に「明治二十七八年之戦役陣兦軍人之碑」、「忠魂碑」、倭武尊の「腰掛石」がある。(2302)
 
 
 
 
 

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