座間市入谷、かつての「藤沢街道」沿いにある鈴鹿・長宿地区の自治会館の一画に小さな「閻魔堂」が鎮座している。「閻魔堂」の建立は江戸時代元文年間(1736~1740年)。地域の人々の家内安全・繁栄を願うものとして市内唯一の貴重な文化遺産として守り伝えられている。当堂の格子窓から内部を覗かせてもらうと中央の「閻魔大王像」を中心に地獄の裁判官の10人の「十王さま」と三途の川で着物を剥ぐ「奪衣婆像」の総勢12人に守られるよう祀られている。地元ならではの催しとして「閻魔堂祭り」が毎年1月16日に当堂の裏手に鎮座する「龍源院」主幹の元実施される。(2301)




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