相模太夫の旅録=Tabi Log

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特別展 快慶 ~日本人を魅了した仏のかたち~を見て!!

2017-05-02 16:20:22 | 博物館・科学館・史料館
奈良市登大路町に日本の仏教美術を中心とした文化財を展示している「奈良国立博物館」がある。今回の奈良・京都の旅の目的の一つ4月8日より開催の日本を代表する仏師「快慶」の作品が一堂に会する奈良に快慶の仏が集結、初の単独展となる「特別展『快慶 日本人を魅了した仏のかたち』」を見ることであった。今回の「快慶展」の展示では国宝7件、や重要文化財級50件、他31件、合計88件が会場にずらりと並ぶ快慶の作品がオンパレードである。奈良の仏像は勿論のこと、広島や三重など各地方の仏像、海外からアメリカ(ボストン美術館・キンベル美術館)からもはるばるこのために輸送されたきた。一作品々どれも素晴らしく魅力尽きない像の前で立ち止まり動けなくなるほど快慶の世界に引きずり込まれてしまう凄さである。「快慶」は我国を代表する仏師の一人であり、鎌倉彫刻様式の完成に重要な役割を果たした人物として「運慶」と並び称されている。快慶には確証ある遺品が際立って多く鎌倉時代初頭の造像界の動向を具体的に知るうえで不可欠な存在の仏師である。この「特別展」、限られた時間だけでは「仏教美術史上に残した偉大な足跡」だとか、「多彩な快慶作品の魅力」、仏の規範とされつづける「快慶芸術の本質」は見極められないかもしれない。(1704)












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