相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!
☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

武相四十八ヶ所観音霊場の龍淵山天応院

2014-11-29 21:45:01 | 寺院
原当麻駅近くに曹洞宗寺院「龍淵山天応院」はある。室町時代(明応4年=1495)季雲禅師が開山、この地方を所領していた北条氏照の娘貞心尼によって中興開基されたと伝えられている。縁起では慶長元年(1596)天山存雲和尚が創建。当寺は石雲院(静岡県榛原)の末寺で、虚空蔵菩薩(十一面観音)を本尊としている。慶安3年(1650)9石7斗の朱印を拝領、徳川家光の養育役の青山忠俊により再中興された。天応院の役割は明治6年管内区画改正により、県内が20区に分けられ、その下に185の番組が置かれ、相模原は20組に属した時の役所が当寺に設置されていたという。山門を潜り参道両脇の石碑を見ながら進むと正面に立派な本堂と庫裏がある。ここ天応院は武相四十八ヶ所観音霊場32番札所でもある。境内の樹木が少しずつ秋色に染まりつつあった。(1411)












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