相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!
☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

中欧5ヶ国8日間の旅 オーストリア その7

2014-06-27 13:59:04 | 海外旅
ウィーン市街の夜景が一望できる高さは484メートルの「カーレンベルクの丘」へ。1683年の第二次ウィーン包囲により、城壁に囲まれたウィーンは15万人のオスマントルコ軍に2ヶ月に渡って包囲され、中に住む市民たちは籠城を強いられところ。カーレンベルクの展望台から350年の歴史に思いを馳せながら旧市街、フンデルトヴァッサー設計のごみ焼却場(煙突)、先ほど見学したシュテファン大聖堂が見える。夜景を堪能した後、レジデンツ・オーケストラによる「クラッシックミニコンサート会場」のウエルスペルク宮殿へ。アウエルスペルク宮殿は1706年建設のバロック宮殿で、皇帝フランツ・ヨーゼフとシシィが踊る舞踏会も開かれ、まだ6歳だったモーツァルトがマリアテレジア女帝の膝に飛び乗ったといわれる場所でもある。ウィーン・レジデンツ・オーケストラ(ウィーン宮廷管弦楽団)はウィーン古典派音楽を最高レベルで演奏することを目的として、ピアノ奏者兼指揮者パウル・モーザーによって設立さた楽団。多くの国際フェスティバルにも出演し、今日では世界で最も優れた室内管弦楽団のひとつに数えられている。オペラ『フィガロの結婚』序曲、オペラ『魔笛』よりパパゲーナのデュエット、ディヴェルティメントニ長調KV136第一楽章、ヴァイオリン協奏曲ト長調第二楽章、オペラ『ドン・ジョヴァンニ』よりデュエットトルコ行進曲、『フィガロの結婚』よりアリア、『猫のデュエット』、ワルツ『皇帝円舞曲』、ポルカ『ハンガリー万歳』、『ジプシー男爵』より『アリアチクタク・ポルカ』、オペレッタ『騎士パスマン』よりチャールダーシュ ワルツ『ウィーン気質』美しき青きドナウ、ラデッキー行進曲のプログラムで音楽の都ウィーンで聞く本場のクラッシックはまた格別である。このクラッシックミニコンサートをもって全行程が終わった。中世の歴史がいっぱい詰まった中欧5ヶ国の旅も沢山の思い出と写真と共に明日帰国の途に就く。(1402)









コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする