府中市白糸台に本願寺守護神として天正年間(1573-1592))創建、車返村の鎮守社「車返八幡神社」は鎮座している。明治8年村社に列格した。祭神は品陀和気命。境内には鳥居、拝殿、稲荷神社がある。新編武蔵風土記稿によると由来は境内東の方にあり、九尺に一丈二尺の覆屋、村の鎮守なり、神體長八寸餘、束帶して弓箭を持せり、近来の彫刻とみゆ、村内の鎮守、例祭九月十九日と記される。また東京都神社名鑑によると創立年月不詳であるが、伝えによれば天正年中(1573-92)に当字本願寺守護神として、同寺境内除地に勧請して、村民あげて産土神と崇敬したとある。(2504)




