私の Facebook に見知らぬ日本男性エスペランチストからメッセージが入っていました。
「あなたは日本人ですか?写真に一緒の男性はあなたの夫でしょう。彼はアメリカ人、あるいはロシア人? 等々」
だったら、どうだって言うの?
が私の即座の反応でした。
で、彼の写真に見覚えがあるので、何処で見たのかなとIpernityとかTwitter とか廻って見たのですが何処にも見当たりません。
そういえば二、三日前にFacebook にFriend の要請をしてきた日本人がいたな、と思い出したのです。多分その人に違いないと。
私が彼を無視したのはエスペランチストと言うことが全く判らなかったからでした。
そもそもFacebookを立ち上げたのはエスペラントの勉強のためであり、数人の非エスペランチストのFriendsは身内や既に個人的に知っている友人たちで、日本語でなければわからない人は一人も居ません。
このメッセージに対し、本気で返信を書き始めたのですけど、書きながらカッカッしてきました。こんな失礼な質問に応える必要なんか無いんじゃないの、と。
で、その人のFacebookによるともう63歳の良い大人です。
初めての人にこんなに個人的な質問を連発するなんて無礼もはなはだしいと思うし、個人情報などというものはその本人が公開する気になって初めて聞けるもので、裁判に掛けられている訳でもないのだから、いい加減にして頂戴、と言いたいのです。
ハイ、で、そんな風に書き送りました。
それでもまだ治まらず、これを書いていると言うわけです。
謝って来たら、Friend にしてあげても良いかなとは思っていますよ。
もしかしたらこの人の態度って日本カルチャー?
まさか。電車で隣に座った人に、自分と同じ靴を履いていたからと言って、「お子さん何人?」なんて聞きはしないでしょうよ。
ちょっと自棄酒飲みたい気がする。:(
で、私たちの国は島国だから、日本人と韓国人、中国人が違うように、白人にもいろんな人種があるということを、うっかりする、そういう面があるのです。
私の友人に(勿論日本人)、「向こうではね…」と、いう言い方をする人がいます。「向こうって?」言い返したくなりますが、スルー(笑)。
今読んでいる本に、イギリス人とアイリッシュ間の長く続いた隷属関係が書かれています。
自分の国の歴史ほど、他所の国のいきさつ、知らないのは当然ですけどね。
コメントありがとうございました。
悪気はないとは想像するんですけどね。ただ単に単純なのかもしれませんけど、ものには手順と言うものがあって、そういう質問をするまでに親しくなるには時間が掛かるものなのに、開口一番。
「出会い」と言う言葉の意味には文字通りの出会いの他に、恋人を探すと言うような新しい意味があるでしょう?
そう言う心算があるとは思えませんが、いかにも急き込んで質問しているような矢継ぎ早な口調が余計に頭に来ました。
だって、そんなの一々気にしていたら、この世の中生きていけませんよ。無視すればいいのですよ。一切相手にしない、無いものと思えば良いのですよ。私なら、心の中で「なんだ、このガカ!」と叫んで、一件落着ですよ。
誰も教えてあげないから。
悪意の行為でないのなら、教えてあげれば納得するのです。
親しい友人のことです。
ある時あるカナダ人に仕事関係で和食レストランに招かれたことがありました。みんなは寿司、私は食べれないので何かの定食。食後招いた人が私たち二人を駅まで送ってくれたのです。
その時友人は招いた人に「ゴメンね、お金使わせて・・」と言いました。これ、すごく日本的な感謝の表現だと思うのですが。
言われた人は聞こえない振りしてるのに友人は聞こえてないと思って何回も繰り返すのです。
私は聞いていて恥ずかしくなりました。
後で私は彼女に言いました。
「オマエは馬鹿だ。本気でお金使わせて済まないと思うのなら、初めから高いもの注文しなければいいじゃないか。向うはその位の出費は心得ていたのだから、素直に美味しかった、ご馳走様の方が気分が良いよ。聞きたくないから聞こえない振りをしていたのも気付かない間抜けだ」
この友人に悪意はないのです。でも、私に言われなければ気付かず、きっと同じことを繰り返したでしょう。
相手が日本人の場合、通ずるでしょうけれど、そして多分「いやいやどういたしまして」位の返事が返ってくるでしょうけれど。
無視が良い、と言うのはとても利己的です。