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金曜日のインヴェントリーで疲れていたこともあって今朝の一日遠足には80%しか行くことを決めていませんでした。目覚めてからの気分で決めようと言うものです。
五時二十分に目覚め、朝食を済ますと、やはり行くべきだと言う気がしてきました。家にいて、何もしたくなく自己嫌悪に陥っているのはやり切れませんから。
今日の遠足はValen Conservation Areaという初めての場所でちょっと何時もの近辺の場所よりは遠いのです。
車を停め、蚊除けのスプレーも日焼け止めもタップリ施して、歩き始めて間も無くカメの巣の痕跡を見つけました。卵の殻も散乱しています。見つけたジョンはカミツキガメの巣だと思うと言っていましたが、トレールを終わる頃若いお父さんと一緒の兄妹が水の中を覗き込んでいるのに出会いました。それがこの写真のカミツキガメです。
見たところ苔むす石くらいにしか見えません。私も最初は信じられませんでしたが足に気付いたところで納得しました。男の子も同じ思いだったらしくお父さんに「突付いてよ」とせがんでいたのです。突付く物を持っていなかったお父さんはどうしようもなかったのですが、ドーラが自分の杖で突付いて見ました。ピクリとも動きません。そこでこの若いお父さんがその杖を借り突付きました。若い男性の力で突付かれたカメは、煩わしそうに水の底に潜ってしまったので、後から来た人たちは見ることが出来ませんでした。
甲羅に水草が生えていることから考えてもかなりな年齢と思ったのですが、ジョンの憶測は30~40歳くらいとのこと。
水草に覆われた甲羅はとてもカメには見えませんが、裏写真には文字を入れておきました。頭は水の中で全く見えませんでしたが、足と尻尾はしっかりと見たのです。
英語名:Snap turtle、Snapping turtle
学名:Chelydra serpentina
和名:カミツキガメ(噛付亀)
エスペラント名:Ekmorda testudo (Laŭ Serena)
どんな姿かはこちらのページで見られます。また、Videoは短いですがどんな大きな口をしているか良く判ります。これで噛み付かれたら。。おゝ恐い。
原住民は溺れた人の遺体を探すのにこの亀の屍骸に噛み付く性格を利用したそうです。