★ Serena ★

カナダ暮らしのエスペランチスト、自然愛好家。
エスペラントやカナダの野草、ネーチャークラブの活動など思いつくままに。

生え抜きの厄介もの。。ベッドストロー

2008-06-12 10:07:50 | 野の花 - 春から夏へ

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昨日のインヴェントリーで訪ねた農家は、持ち主が替わっておりビックリしましたが新しい持ち主は隣に住んでいる人で、自然を保護する目的で、隣が売りに出た時早速買ったそうです。「そういう人が居ることは嬉しいことですね」と誰かが良い、その奥さんは「もっとしたいけれど、お金が掛かるから。。」と言っていました。これだけの広さを一つ持つだけでも大したものなのにお隣も買うと言うことは凄く勇気のいることです。それが出来るだけでも私にはうらやましい話でした。
この森には鹿も沢山住んでいるのよ、とその人は言いました。小鳥も色んなのが沢山すんでいて、素敵よ。と。
その農家の近くの路傍に咲いていたのがこの草、ベッドストローです。抜いても抜いても生えてくる厄介者なのですがこうしてみると霞みか雲かという風情も一つ一つの花も可愛らしいではありませんか。
個々の花の大きさは2-3ミリ、白、または緑掛かった白です。
インヴェントリーの仲間達は全く気が付いておらず、私に言われて、アラ、ホントだ。と言うのも庭に生えるベッドストローはこうなる前に刈られてしまうか、抜かれてしまうかだからなのでしょう。
ベッドストローも色々有って、敢えて育てている人も居るくらい好かれるのもあるのですが、この厄介者はこんな農村の路傍でもなければこんなに見事に花を咲かせる機会は無いのです。

学名:Galium aparine L.
英語名:Catchweed bedstraw, goose-grass, grip-grass, catch-grass.
和名:ベッドストロー
エスペラント名:Litopajlo(Laŭ Serena)

葉も茎も種もくっつき易く出来ていて、べとべと着いて廻りますが、種で繁殖するので必要なのです。葉は輪生していますが写真には撮らなかったので、参考までに
Catchweed Bedstrawをご覧下さい。


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