この二、三日熱波に襲われています。トロントで40℃を越えたと昨日テレビのニュースが言っていました。我が家の温度計も36℃を表示していました。ヨーロッパでは40人もの死者が出たとか。。。
昨日と一昨日の二日間、幸か不幸か私は少し涼しい所に居て缶詰状態で勉強していました。
St.John Ambulanceのファーストエーダーとしての資格を取るためです。
最初の日はことさら暑さを感じ、気分が悪くなる一時期もありましたが、辛うじて切り抜け、一日の終わりのテストも何とか合格、でも疲れ切っての帰宅後は文字通りのパタンキューでした。二日目は時間的にも一時間半ほど短かったし、気分的にも楽になっていましたが、それでも前日と同じくらいに疲れていました。
肉体労働をしたと変わらないなと思ったほどです。
十数年も昔夫が同じ資格を取ったことがありました。実際に役立つ状況に置かれたことは一度も無かったのですが。
厚みが3センチもある本を二日間で勉強するのですから超スピードです。
一応合格したら後は自分で勉強しなければ、実際に役立つことは少ないでしょう。
資格を取っただけではあまり意味がありません。ということはこれからが大変だと言うことです。
そして、今日。少し気が緩んでいます。まだ暑さは続くと言う予報で、朝6時半、既に26℃を越えました。
そして、今日。夫が逝って18ヶ月目という日です。一年前の私はデプレッションから病気になり床についていました。夫のことは片時も私の脳裏から離れたことはありません。一人で居る時は声に出して彼に語りかけていますし、返事が無いことが悲しく、まだ信じられないで居る自分を情けなく思うこともあります。
傍目には元の私に戻ったと映るでしょうが、もう元に戻ることは無いのです。
一年半、多くの人から励まされ慰められて生き延びてきました。挫折を感じる日はこれからもまだまだあるでしょうけれど、この二日間と同じ張り詰めた努力を続けていくしかないのです、それがどの程度役に立つものか判らないながら。。です。
写真は、とある店で見つけた。金属製、恐らく鉄板製の猫。