★ Serena ★

カナダ暮らしのエスペランチスト、自然愛好家。
エスペラントやカナダの野草、ネーチャークラブの活動など思いつくままに。

カッテージ・チーズを食べるため

2006-12-10 16:12:42 | 食 生 活
美味しそうでしょう?カルシュウム補給の意味でカッテージ・チーズを食べるのは大切なことなのだけれど、それだけを食べるのは好まないので、果物のコンポートと一緒に食べたりするのですが、パラチンタにして食べる方がより好きなので久しぶりに作ってみました。
いろいろな事を億劫がっていてはいけないという気持ちもあったからなのです。
我が家のレシピは姑のもので、結婚して間も無く当時まだユーゴに暮らしていた姑に手紙で書き送ってもらい、それを夫がエスペラントに訳してくれて今に至っています。
ハンガリー語で書かれた姑の原本はそのまま取ってありますが私には読めないしどっち道不用なので に譲ることにしました。
「グランマに訊こうと思いながら出来なかった」のだそうで は喜んでいます。訊けなかった理由は姑は何時も「書く必要は無い、言われたとおりにやってご覧」主義でメモを取ることを許さなかったからです。実に大雑把なレシピで、例えば、粉の量はオタマで二杯、といった感じですからオタマの大きさで大分違うだろうにと思ってしまいます。
レシピもブログに書こうと思ったのですが に反対されました。
「我が家の秘密のレシピだから。。」ということです。
私の場合「秘密のレシピ」はあまりに秘密すぎて考案した当の私自身二度と同じ物を作れず、「行程をメモしておくべし」という座右の銘が有るにもかかわらず何時も忘れます。が、これは姑から受け継いだもので娘にバトンタッチし、いずれちゃんも使うようになるのでしょう。

パラチンタはハンガリー語でクレープのことで、焼いたパラチンタにチョコレートの粉をふりかけ、ちょっとジャムなどを乗せクルクルと巻いて食べるのは我が家ではお茶の時間に人気がありました。
要するに中味は好みで替えてみると良いのです。甘いものだけと決めずシーフードのグラタン風にしてみたり、刻んだほうれん草をカッテージ・チーズに混ぜてみるのもアイデアでしょう。因みにほうれん草はカルシュームと一緒に食べると栄養分の吸収が良いのだそうです。

今回、このパラチンタの中味はリコッタ・チーズにクレーズン(干したクランベリー、つまりクランベリーのレーズン)を混ぜたものです。焼き皿に焦げ付かないようにサワークリームを塗った上に並べ、上にもサワークリームを薄く塗ってオーヴンで20分位焼きました。


レシピを欲しい方は最初の[パラチンタ]をクリックして下さい。
由来と共に我が家のとは違うけれどハンガリー風レシピもあります。