さんたろう日記

95歳、会津坂下町に住む「山太郎」さんたろうです。コンデジで楽しみながら残りの日々静かに生きようと思っています。

一株の女郎花見つけ嬉しくて

2016-08-23 | 日記
今日の午後旧スキー場の茅野を登って秋を楽しんできました。



そしたらなんと中腹の草地に女郎花の花が一株咲いているのを見つけて嬉しくなってしまたったんです。



女郎花は私の子ども頃暮らしていた奥会津の小立岩の草地にはあちこちに咲いていて盆の花のひとつとして採ってきて仏壇に飾るのが子どもの役目でした。ですからとても懐かしい花でした。ところが近頃この花が私の散策する里山の野には見かけなくなっていたんです、なぜなんでしょうね。それがたった一株でしたけどスキー場の草地の中に咲いていたのを見つけたんです、ほんとに嬉しかったんです。

野の道に小さな秋が二つ三つ

2016-08-21 | 日記
今日は今年一番の酷暑でしたけど
夏空にススキが揺れておりました




仙人草の花って夏の終わり頃から秋の初め頃に咲くんですよね。もう道脇のあちこちにいっぱい咲いていました。



稲の穂も出穂してもう受粉が終わったんでしょうね。穂が頭を下げていました。あと3週間もすれば圃場は黄金色に輝いて大型コンバインでの収穫が始まります。



今日の散歩は暑くて汗ぐっしょりでした。でもあちこちに小さな秋が見えました。涼しい秋が、稔りの秋がすぐそこまできています。ですからとても気持ちのいい散歩でした。

涼風に誘われ午後4時夏の散歩です

2016-08-18 | 日記
いや~、会津も酷暑今日の気温は31℃暑くってたまらずエアコンつけました。でも8月ももう18日夏も終わりに近づきました。午後4時窓を開けると涼風が吹き込みました。嬉しくてコンデジ持って散歩に出ました。

この花夏の終わりの花でしょうか秋の初めの花でしょうか寄り添って咲いていました



秋が近くなりました。圃場の稲はすっかり出穂していました。今年も豊作みたいです。



夕暮れ近いススキに虫の声が聞こえてきました。



間もなく涼しい秋がやってきます。気持ちいいですね。

会津坂下青津甚句の盆踊り

2016-08-16 | 日記
青津甚句は遠い昔から歌いつがれ踊りつがれてきた青津の盆踊りです

青津甚句保存会の皆さんを中心にして集落をあげて踊りを楽しんでいるんです



「嫁に来るなら青津をやめろ、藍とからしで殺される」
  チョイサー チョイサー

「青津舘から横前みれば、繋ぎそろえたお米舟」
  チョイサー チョイサー 

藍は有名な青木木綿の染料ですし、からし(菜種)で思い浮かぶのは江戸時代の青津の豪商小池丈助のことです、今の丈助橋のたもとに大きなからしの搾油場を作り製品の上等な菜種油を越後から江戸まで送る大きな商売をしていました。当時菜種油は燈明に使われる大事な油だったんですね。

戸時代から藍やからしや米の大きな生産地として栄えた時代の誇りが青津甚句の盆踊りとして生き続けて来たんでしょうね。青津は市や町のように大きな集落ではありません。でも踊りの輪には集落の皆さんの喜びと熱気が溢れていました。

盆踊りはなんといっても櫓の上の楽しく心に響く太鼓のと笛のお囃子と青津甚句の綺麗な歌声の音頭とりが中心になります。私にいろいろ教えて下さった故人になられた小池 孝さんは私に青津の子どもは小学生の頃から青津甚句の太鼓を打ち笛を吹くことが出来て櫓の上に上がることが出来るとおっしゃっていました。伝統が生き続けていくんですね。

太鼓を打つ人



笛を吹く人



そして美しい歌声で踊りの音頭を取る人



櫓の上の楽しそうな子どもたちです



甚句の中にこんな句があるんです
「音頭とる奴が橋から落ちた、流れながらに音頭とる」
元気ですね。粋ですね。

あれっ、踊りの輪の中にこんな方いらっしゃる。上手に青津甚句を踊っていました。どんなお方なんでしょうね。驚いてしまいました。



楽しく踊っていらっしゃる皆さんです。









青津甚句の踊りの夜は喜びいっぱい幸せいっぱいの楽しい夜でした。



青津甚句の夜が楽しくて、私は年を忘れ恥も外聞も忘れて生きて輝いている夜を夢中で撮りました。暗くてカメラのISO感度の設定がうまく出来ず綺麗な写真がとれずがっかりしましたけどどもなりません、口惜しいですけど・・チョイサー チョイサー・・・あら恥ずかしい。

夏の風物求めて(8)

2016-08-15 | 日記
ばんげ街なか軽トラ朝市に行ってきました



 軽トラ朝市は、それぞれ、農家自慢の野菜や果物や、ママさんたちの自家製のおいしいパンや、趣味の陶芸品や手芸品などを軽トラに積んで持ち寄り市を開くという催しなんです。売る人も買う人も心和む楽しい市なんです。行ってみると市はたくさんの人で賑わっていました。


   
自家栽培のスイカやナスなどが軽トラの荷台いっぱいに積んであります。店主はご主人とお孫さんでしょうか。いっぱい買って欲しいですね。



新鮮でおいしそう、買う人の見る目も真剣そうです。



朝市での売り買いはスーパーとは違います。温かい会話で心が通じあうんですね

 

子ども連れで自家製のパンを売っていらっしゃるお若いお母さんです。若い奥様方の目も温かいです



これはご自分で作られた自慢の手芸品のお店ですね



同じ趣味をお持ちの方には目がとまるんですね。求める方が多いのに驚きました



自慢の陶芸品のお店です。売る方も買う方も同じ陶芸家なんでしょうね
見てる方もお話してる方も真剣そうです



いや~軽トラ市っていいですよね。みんなの心が和んで結びあって楽しんでいるように見えました。



次の軽トラ朝市が楽しみにしてたくさん買い求めた野菜にパンをぶら下げてルンルン気分で家に帰りました。