さんたろう日記

95歳、会津坂下町に住む「山太郎」さんたろうです。コンデジで楽しみながら残りの日々静かに生きようと思っています。

まちなかハイキング 新しい仲間が嬉しくて

2015-09-27 | 日記


やせうま(よもぎ団子)つくりも楽しかったです

 

 穏やかな秋の日、会津坂下町主催の「まちかどハイキング-やせうま作り体験」という催しに参加して来ました。

9時30分湯川坂下道の駅集合です



お世話下さる町の方々です



集まった仲間の方は20名(定員)でした



道の駅出発です。みんな楽しく希望に満ちた笑顔笑顔です



宮古大橋を渡って



曇り日でしたけど大川の流れが綺麗でした



 案内して下さるかたの説明を聞きました。日頃なんの気もなく通り過ぎていた風景が新しい目で見えるようになるから楽しいです。


大川と宮川の合流点を渡り宮古大橋の眺めです。写真の右側が会津坂下町村田、左側が湯川村です



 先ほど、宮川の流れはかつては坂下町の北側の近くを流れれていて坂下町は度々の洪水の被害に遭っていましたが上流で流路を変える大工事がおこなわれ現在のように直線的にこの地に流れて大川と合流するようになり坂下町方面の洪水の被害がなくなったと案内の方から説明がありました。

大川の堤の上の遊歩道から屨形(くつがた)集落への下りの道です



屨形の鎮守様の脇に馬頭観音の石碑がありました



馬頭観音について説明がありました



 軽トラもトラクターもコンバインもない時代の農家にとっては馬さんはとっても大事な労働の手助けをしてくれる家族でした。だから人間のお医者さんと同じく馬さんのお医者さんもいて巡回して馬の健康を見守ってくれました。

 農家の人は大事な家族の馬さんの健康を願い、亡くなった愛馬の冥福を祈って集落の大事なところに馬頭観音の碑を立ててお祈りしたのです。昔の農家の人は決して馬刺しなど食べませんでした。

 馬さんは家の人が外出からかえると喜んで「いひひひ~ん」といなないて迎えてくれました。お正月には馬さんもお雑煮の一切れを一緒にたべたんですよ。

 競馬で走らせて走れなくなると肥育して馬刺しにして食べる! 人間って恐ろしい!!!・・と思います。古い人間の私は決して馬刺しは食べません。

 半分近く歩いたかな?、小さい子が「疲れた」とお母さんの手を握ってちょっとくずりました。「だめよ、元気出して」とお姉さんが励ましていました。


もう間もなく次の集落です。元気出して歩いています



楽しそうな4人さんです。おや、男の子が少し遅れていますね



圃場の黄金色が綺麗、皆さん楽しそうです



黄金色の稲穂が重く垂れています。今年も豊作でしょうか広い圃場の眺めが見事です



。金上が近くになりました元気を出して男の子は一人で、お姉さんがお母さんの手を握っています


最終目的地の金上が近くなりました。皆さん元気です



ようやっと金上寺(きんしょうじ)につきました



金上寺は戦国時代、会津葦名家の重臣で金上を本拠に、津川城の城主でもあった金上氏の菩提寺で、金上遠江守盛備(もりはる)の墓碑があります。


墓碑の前で案内して頂いてる方から金上遠江守盛備につい丁寧なお話がありました



 会津葦名氏の筆頭重臣であった金上盛備は津川城主として越後方面の守りについていたけれども、葦名氏が摺上原で伊達正宗との戦いに敗れ滅亡したおり津川から急遽上ってきて佐瀬種常・佐瀬常雄とともに戦い戦死しました。その忠節をたたえ偲び猪苗代に三忠碑が建てれているというようなお話でした。皆さん真剣に遠い昔の歴史に感動して聞いていました。

金上寺に隣接して金上屋形跡の土塁が残っていました



今日の催しのメインの行事「やせうまつくり」について丁寧なお話がありました



 皆さん熱心にそして楽しくやせうまつくりに挑みました





 そして皆さん一緒に自分で作ったやせうまを食べ、お土産にパックに詰めました。美味しかったです。私など一度も台所などの手伝いなどしたことがありませんので家のばばちゃん(家内)など驚いてそして褒めてくれました。


 楽しい1日でした。主催し、細かい心つかいでお世話下さった方々、やせうまの実習の準備そして丁寧に指導してくださった方々、そして楽しくご一緒させていただいたお仲間20名の方々本当にお世話になりました有り難うございました。

 主催された方々のお話によれば第4回のまちなかハイキングも計画したいとのお話でした。計画をしったら急いで申し込むつもりです。何しろ定員が20名ですから。楽しみにしております。

見直してみますと写真が多すぎてくどいですね。失敗でした。写真を5-6枚に精選して構成すればよかったのにと反省です。

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