秋晴れのすばらしい晴天に恵まれて楽しく充実したすばらしい会津坂下町の町中ハイキングでした
近くの里山は少し紅葉し始めて美しかったし、澄み切った空の青、広いまほろば街道は車の通りも少なくまるで私達が借り切ったような感じで1.8kmほどのハイキングを楽しむことが出来ました。
最初の見学地春日八郎記念館のある別れの一本杉の場所に着きました。一本杉ではなくて二本杉でしたけど石の地蔵さんもありましたし、なにより紅葉が綺麗でした。
別れの一本杉の歌碑の前に立つと自然と春日八郎先生の別れの一本杉の歌声が聞こえてきます。(先生は私たちの町ご出身でいらっしゃるので私達は先生とお呼びしでおります)私達は案内下さった方の説明を楽しく聞きました。
春日八郎先生は母校の小学校にピアノを寄付下さり校歌の作曲もして下さいました。また坂下町町民歌と坂下音頭も作曲しご自分で歌いレコーディングしてくださり、私達はことあるごとに町民歌を斉唱し、坂下音頭の踊りを楽しんでおります。
春日八郎記念館からは町のバスで「フルーツの森わたなべ」に行きリンゴ狩りを楽しみました。広いリンゴ園には美しく色づいたリンゴがたくさん稔っていました。
「フルーツの森わたなべ」は広い果樹園にリンゴ・柿・もも・洋なしが栽培されております。園主の渡部さんのユーモアを交えた果樹栽培のお話をお聞きし楽しくリンゴ狩りを楽しみました。
最後はメインのリンゴを用いた菓子作りの実習です。先生のご指導を受けて熱心に菓子をつくりました。
完成した見事な菓子です
そして楽しかったハイキングのことなど語り合いながら自分たちで作った美味しい菓子を食べました。
たのしく充実した第5回まちなかハイキングでしたけど、私はと言えば耳の遠い88歳の老体、ハイキングを企画運営してくださったスタッフの方はもちろん、参加なさった皆さんにご迷惑ばかりおかけして恥じ入るばかりでした。
最後の菓子作りの実習などは耳の遠い私など参加することなど不可能でアウトさせて頂いて控え室で休ませて頂きました。にも関わらず出来あがった菓子一人前をちゃんとお届け頂き嬉しいやら、恥じ入るやら、穴があったら入りたい心境でした。
ハイキングを企画し運営して下さった町のスタッフの方、フルーツの森の渡部さん、菓子作りを指導して下さった方、それにこの催しに参加なさった皆様本当にお世話になりました。心から御礼申しあげます。
スナップいろいろ、掲載してみます、お暇な織りにでもご覧頂ければ幸いです。
集合場所湯川・坂下道の駅
出発前のミーティング
まほろば街道
まほろば街道ハイキング出発
楽しいハイキング
紅葉し始めのまほろば街道
春日八郎記念館に着きました
春日八郎記念館
リンゴ園で
かくしゃくとなさってるフルーツの森の渡部さん
リンゴ狩り
渡部さんにリンゴのことお聞きして
優しく明るい菓子作りご指導の先生
お菓子作り
完成した美味しそうな菓子
先生のご指導
楽しく食べる
まほろば街道について
会津坂下町塔寺と美里町赤留の間の県道365号線赤留塔寺線をまほろば街道と呼んでいます。「まほろば」なんか心豊かなひびきのある美しい言葉のようですけど私には正直意味が分かりませんでしたので、ネット「で会津坂下なほろば街道」を調べて視ました。
まほろばの意味
古事記に「倭(やまと)は国ののまほろば、たたなずく青垣山やまとしうるわし」とあり、まほろばは美しく豊かで住みよい場所といううことである。
会津坂下町、県道365号赤留塔寺線をまほろば街道とよんでいる。この道はかつては「八反道」とよばれ会津西部の裏街道として、会津坂下から田島まで関所を通らないで行ける道で、越後・坂下・田島。日光・江戸 に通じる重要な裏街道であった。
八反道には「八反小僧」とよばれる盗賊の伝説が残されている。八反小僧は盗んだ品物を次の日の早朝には日光の市に出し儲けその日のうちに帰てくることがきた。それほどに足の速い盗賊で、腰に八反の布をつけて走ると布は地に着かなかったと言われている。
ばかげた、でもちょっと楽しい伝説ですけど八反道が会津から日光を経て江戸へ通じる経済的に重要な裏街道だったのでこのような伝説が生まれたんでしょうね。
(以上ウイキペディアによりました)
「お菓子作り」が引き寄せたのでしょうか。
そのようなグループにまじって、お楽しみでしたね。
こういうメンバーの構成は本当にいいと思います。どんどん参加なさってください。
私の孫娘よりもっと若い人たちばかり、おかしな爺いに敬老の心いっぱいに優しくしてくれました。車の乗りおりには私が乗りおりするまで優しく見守りそのあとで皆さんが乗りおりしました。菓子作りの実習では写真を撮ってる私に椅子を持ってきて勧めてくれました。
ひねくれ者の私は敬老で優しくされることが好きでありません。すまない・有り難い・迷惑ばっかりかけてと身の置き所のない気持ちでいっぱいした。
でも、車の中で隣に座った女の子に「爺ちゃんそのカメラ重そう」そしてカメラのモニターを見ながら「爺ちゃん写真がお上手」といわれちょっとばかり嬉しい気持ちもありました。