
秋らしい秋、ゆたかに干してある藁ぽっちが美しい秋です

干した藁は肥育牛の大事な飼料になるんです。
一生懸命働いていらっしゃるおばさんたちの姿が私にはとっても美しく見えるんです。カメラを向ける私に軽く会釈をしてくださいました。私と家内がいつも親しくお世話いただいているお家のおばさんたちです。

おばさんたちが藁ぽっちをほどいて横にした藁をご主人がトラクターの機械で集め大きな丸い筒状にして保存されるんです。
私の住んでうる集落ではたくさんの肥育牛を飼育していらっしゃる家が何軒もあるんです。会津の肥育牛は業者の間では名が通っているんだそうですよ。
牛は反芻動物で最初に食べたものは第一の胃に送り、食べ終わったらもう一度口に戻してゆっくりと噛み直し第二の胃に送り消化するんだそうです。そのためには濃厚飼料だけでなく良好な植物繊維の粗飼料を食べさせなければならず、藁はとても良い植物繊維の粗飼料になるんだそうです。
たくさんの干してある藁ぽっちは豊かな飼育牛農村の秋の風物詩なんです。移動性高気圧で澄み切って晴れ渡った圃場の散歩は楽しかったんです。