さんたろう日記

95歳、会津坂下町に住む「山太郎」さんたろうです。コンデジで楽しみながら残りの日々静かに生きようと思っています。

若い人達はみんな親切だよね 敬老の笑顔が嬉しくて

2014-04-15 | 日記
 今日のことが嬉しくて爺いはばばちゃんにそう言いました。

 大事なプリンターが故障したので修理をお願いしようと会津若松のKS電機を訪れました。ずっしりと重いんですよねプリンターは、90歳近い爺いにはこたえました。少々よろけるようにしてエスカレーターに乗ろうとしました。でも乗れないんです。

 片足を掛けるとまだ乗り切らないうちに強引に片足が上にもっていかれ、危うく重いプリンターを持っている爺いは転倒しそうになり危険でした。

 ようやく立ち直ってエスかレターをやめてよろけながら荷物運搬用のエレベーターにいきました。エレベーターは30mほど離れた廊下をまがったところの目だたたない所にあって静かで誰もいません。両手で重いプリンターを持っている爺いはエレベーターのボタンを押せず困っていると3歳くらいの男の子を連れた若いお母さんやってきてボタンを押してくださったのです。そして「売り場は二階です、お気をつけて」おっしゃるのです。

 若いお母さんは、エスカレーターで危うく転倒しそうになって危険だった老体の爺いを心配してくださって、エレベーターのところまで私の後についてきてくださったんですね。私は気づきませんでしたけど。

 嬉しかったです。ありがたかったです。深々とお礼をして心が明るくなりました。お若いお母さんの美しい笑顔がまぶしいように輝いていました。

 そうばばちゃんに話すと、週一度のディーサービスのご厄介になっているばばちゃんも笑顔で若い人たちに親切された思いをいくつか話してくれました。

 老いた二人の心はとても幸せでした。