最初に刷り込むマニュアルは、
あえて、
「こうするの。」
「つぎはここ。」
という感じで、淡々と進めています。
完全に覚えなくてもいい。
やり方が一通りわかればそれでいい
と言う感覚です。
だから、まず私が主導して一緒にやり、
あと2,3問、徐々に手を離す形で
問題をといて、「できたねぇ。そうそう、それでいいのよ。」
と、気持ち良く学んでもらいます。
そうして、実はまだチンプンカンプンなんだけれども、
(1段目は、結構わかるんですよ。でも2段目の計算は
何やってるかわからない子が、この段階では多いです。)
なんだかちょっと気持ちが良くなったところで、
説明に入ります。
76÷3で説明しますね。
3 76(÷の筆算記号は想像して埋めてね)
はね、箱の中のお金を、箱の外の人数で分けるっていう事なの。
76円持っていて、(と、ここで、くらいの位置を意識しながら十円玉を7枚と1年玉を6枚、筆算の近くに書いちゃいます)
これを、3人で分けるのね。
あなたなら、1円から分ける。それとも10円玉を先に分ける?
そうよね。10円から分けるよね。
だから、最初は1円玉に隠れていてもらうの。それがこの指。
十円玉は何個ある?そう、7個だね。
3人で分けると、ひとりは何個?
そう2個ずつ。じゃぁ、10円玉を2個ずつ囲むよ。3人分でいくつかな?
2個ずつが3人分だから・・・にさんが6だね。それをこう書くんだね。
十円玉の残りは?7から6とって1.この1は、のこりの10円玉だったんだよ。
さて、十円玉は山分けしたけど、まだこの1個と1年玉が余っているよ。
(と、ここで指をはずす)
全部で何円ある?16円だね。
これも山分けしちゃおう。
10円のままだと分けにくいから、どうする?両替しようか。
と、ここで10円を1円玉10個に書き換え。
16個を3人で分けるから、16÷3は、うーん。割り切れないみたいだね。
じゃぁ、一番近くまで行くのは?
(実際の1円玉を分けてみても良いと思います)
5個ずつ分けられたね。5個ずつを3人に分けたから、5×3=15個あげちゃったね。
それが、ここ。
では、残りはいくつかな?
そう。1個。
筆算だと、16個合った1円玉から、ごさん15個をひいたここ。ちゃんと1になったでしょ。
じょうずに分けられました。
とまぁ、こんな感じで、数字と記号だけの筆算に、
具体的なイメージを載せるべく努力をしています。
イメージとして「お金をわける」という手を使うのは、
お金は位取りの考えを説明するのにぴったりだという事もありますし、
たまたま私の教える地域のお子さん達は、
買い食いや、お使いなど、お金の絡む生活体験が
結構豊富ということもあります。
数字だと、商の見当がまるっきり立てられないのに、
お金を2人とか3人とかで分けるとなると、
とたんに商の見当がパッと立つなんていうこともあるんですよ。
あえて、
「こうするの。」
「つぎはここ。」
という感じで、淡々と進めています。
完全に覚えなくてもいい。
やり方が一通りわかればそれでいい
と言う感覚です。
だから、まず私が主導して一緒にやり、
あと2,3問、徐々に手を離す形で
問題をといて、「できたねぇ。そうそう、それでいいのよ。」
と、気持ち良く学んでもらいます。
そうして、実はまだチンプンカンプンなんだけれども、
(1段目は、結構わかるんですよ。でも2段目の計算は
何やってるかわからない子が、この段階では多いです。)
なんだかちょっと気持ちが良くなったところで、
説明に入ります。
76÷3で説明しますね。
3 76(÷の筆算記号は想像して埋めてね)
はね、箱の中のお金を、箱の外の人数で分けるっていう事なの。
76円持っていて、(と、ここで、くらいの位置を意識しながら十円玉を7枚と1年玉を6枚、筆算の近くに書いちゃいます)
これを、3人で分けるのね。
あなたなら、1円から分ける。それとも10円玉を先に分ける?
そうよね。10円から分けるよね。
だから、最初は1円玉に隠れていてもらうの。それがこの指。
十円玉は何個ある?そう、7個だね。
3人で分けると、ひとりは何個?
そう2個ずつ。じゃぁ、10円玉を2個ずつ囲むよ。3人分でいくつかな?
2個ずつが3人分だから・・・にさんが6だね。それをこう書くんだね。
十円玉の残りは?7から6とって1.この1は、のこりの10円玉だったんだよ。
さて、十円玉は山分けしたけど、まだこの1個と1年玉が余っているよ。
(と、ここで指をはずす)
全部で何円ある?16円だね。
これも山分けしちゃおう。
10円のままだと分けにくいから、どうする?両替しようか。
と、ここで10円を1円玉10個に書き換え。
16個を3人で分けるから、16÷3は、うーん。割り切れないみたいだね。
じゃぁ、一番近くまで行くのは?
(実際の1円玉を分けてみても良いと思います)
5個ずつ分けられたね。5個ずつを3人に分けたから、5×3=15個あげちゃったね。
それが、ここ。
では、残りはいくつかな?
そう。1個。
筆算だと、16個合った1円玉から、ごさん15個をひいたここ。ちゃんと1になったでしょ。
じょうずに分けられました。
とまぁ、こんな感じで、数字と記号だけの筆算に、
具体的なイメージを載せるべく努力をしています。
イメージとして「お金をわける」という手を使うのは、
お金は位取りの考えを説明するのにぴったりだという事もありますし、
たまたま私の教える地域のお子さん達は、
買い食いや、お使いなど、お金の絡む生活体験が
結構豊富ということもあります。
数字だと、商の見当がまるっきり立てられないのに、
お金を2人とか3人とかで分けるとなると、
とたんに商の見当がパッと立つなんていうこともあるんですよ。
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