のんびり娘の謎

10円が2個で、、、12円?今日の前の日は、、、前の日?のんびり娘のお答えは、理解できない謎ばかり。さぁ、どうする?

つかれたーーー。

2007-07-18 21:59:36 | 社会
夏休みの課題リストを持ち帰ってきたと思ったら、
なんと、明日までに提出の課題がひとつ。

「これいつまで?」
と何度聞いても、
「いつまでとかないみたい。」
とのんびり娘がいい続けていた地理の問題集。

「夏休み後かなぁ・・」
と踏んで、少しずつは進めていたんだけど、
まだあと12ページも残ってる。わーお!!!

その上、先日の語学研修の感想文も、授業内で終わらなくて持ち帰り。
2枚埋めなきゃならないのに、まだ5行目までしか書いてないわ。
もちろんこちらも明日まで。
頭の中がグルグル回り始めてしまいます。

のんびり娘にお昼を食べさせながら、語学研修について聞き取り開始。
彼女の話す内容、書きたいという事を、どんどん文にしていきます。
で、彼女が食べ終わる前に、写しやすい形に整えて、準備完了。
後は写すだけですが、これだけでもかなり時間がかかるのがのんびりちゃんなのです。
「消しゴム使わないで。少し雑でもいいからね。」
と声をかけ、なるべく早く書いてもらおうと応援します。

今日は最速。1時間弱で終わりました。
少しの気分転換をはさんで、今度は地理。

問題集の説明部分をいっしょに読んで、
難しい用語は説明して、その後問題に取り組ませます。
こうしておかないと、問題に取り組んでわからなかった時、
どこを探していいかわからないからです。

いつものごとく、ひとりで答え探しをしながら進めているのんびりちゃん。
でも、そのスピードでは今夜中に終わらないよ。
嫌がるのはわかっていましたが、状況を説明して、
ママのテンポにあわせてもらうことにします。

文章全部をゆったり読んで、またもう一度何が書いてあったか考えるなんていう
まだるっこしい事をしている暇はありません。
点まで読んだら、そこまでの文が何をさしているかを指差させます。
わかったら次の点もしくは丸まで。わかったら、また次の点まで・・・。
こういう読み方だと、文の途中の何かが抜け落ちたり、
間違って思い込む事がなくなるので、効率はグッと良くなるんです。

ただし、この方法「つきっきり」で、
なおかつ、うるさがられるほどの声かけを必要とします。
普段なら、のんびり娘が嫌がってむくれたりするのですが、
さすがに、今日は文句言わずに取り組んでいました。
(1ページ50分の君のペースだと、明日の朝7時までやらなきゃいけなくなるぞと脅したせいかももしれませんが・・)

夕飯の支度なんてとても出来ません。
こういう時は、お弁当用に作りおきしてあるお惣菜が役に立ちますね。
チン3回で晩御飯。
お風呂の仕度は妹ちゃんがやってくれました。

そこまでして、ようやく夜9時過ぎに宿題は完了。
久々に、思いっきりハードな家庭学習になりました。

「やらずに済ます」
或いは、「答えを丸写しする」という選択肢もあるんですけど、
のんびり娘ちゃん、人一倍真面目ですからね。
うまく誤魔化せたり、怒られてもケロッとしている子なら、
それはそれでいいんですけど、
出来ていない事が引け目になって、頑なな態度をとってしまったり、
いじけた目つきになってしまうのがのんびり娘なんです。

それにしても、良く終わったなぁ。
これだけの分量、今日中は無理かと思ったのですが、
のんびり娘の処理速度も少しは速くなってきているようです。








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6 コメント

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しないより、写すほうがいい? (KIMI)
2007-07-19 14:36:26
seiさん、頭も身体も爆発しないでね。

真っ白な学校のワークを見て以来、「大変な成績で」とうちへ来る子達にはノートや提出すべき類を点検することにしました。
夏の宿題にしても、算数もおぼつかない、英語は始めに戻らないといけないのに、学年の問題集はほとんど無理。私と一緒にするので精一杯、あとは写して提出。
愚痴です、、学校では提出しなかった時は声かけも無く、出すようになれば「やればできるやん」と。
わが子なら「これはできません」って訴えるけど…

一律の宿題からそろそろ解放されてもいい気がしますが、だめですか?
強制補習組だって同じ問題をする(できないのになあ)だけ、わっ、不満がまた吹き出そうでストップします。

seiさん、たまにはのんびりご飯してくださいよ♪
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KIMIさん。 (sei)
2007-07-19 16:41:56
そうですねぇ。のんびり娘だってこれを一人でやるのは無理!!っていうもんです。
でもね、やり方がつかめると、一人で取り組めるようになるんですよ。多少時間はかかったとしても、一人でできるようになると親子ともストレスがかなり軽減します。というより、結構楽しくなるんですよね。

大人の側に、そこまで持っていくまでの忍耐があるかどうか。
忍耐だけではないですね。どうやったらひとりで出来るようになるのか、その方法を考え出す知恵も必要だし、
投げ出したくなる最初の時期をどう乗り越えさせるかという事も大事になってくるし・・

KIMIさんのおっしゃるように、それぞれの今の状況にあった課題になれば、いいのでしょうけど、それ以前に先生方がどこまで子ども達の状況を把握してくれているか、その辺りがねぇ・・。

宿題を出せない子を放っておく。
そういう状況を何とかしたいですね。


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忍耐と工夫 (KIMI)
2007-07-20 08:38:03
「一人で取り組めるようになる」ことは、娘さんの様子で実感し、励みになっています。
仰るようにそこへ導くことが私の仕事だとも。

家で誰も一緒に机に向かってくれない、教えてもらえない子もいるので、「これを見れば手順がわかる」ものを作っていたつもりですが、それがあればできる子と、横にいないとできない子がいることを改めて知らされました。当然一人ひとり違うことをわかっていたつもりが…

学校はもちろんですが、それ以上に、おうちの方々にもっとお子さんに目を向けてもらわないといけないことを痛感しています。なんだかすべてに自信がなくなる一方ですが(泣)
seiさんのブログ、本当に感謝しています。
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動かないでなく動けない親。 (双子の母)
2007-07-20 09:54:04
KIMIさん、こんにちは。
親の「受容」「問題に立ち向かう実践力」
これは、一朝一夕にはできません。
「地域での、いろいろな意味で楽な親のつながり」
「親自身を認めてくれる姿勢での援助」
これが、確保されないと「学校」や「関係者」が理想とするような「保護者」にはなれません。

親はいつも「問題」に直面させられ、現状を「直視」したくないのです。
双子家はあることをきっかけに「関係者」たちにつながるきっかけを得て、そして「癒してくれる関係者」によって「元気」「肯定」をもらうことで、すごくがんばれているのです。


誰でも、その環境が与えられるようにがんばってはいますが、それを阻むのも「学校」であり同じようなのんびりの「母」だったりもします。
がんばっても失敗すればすべて今は「親のせい」です。現実。だから、こわくて「動けない」親がたくさんいます・


学校が関係者が「つらい親の気持ち」も汲み取るところからはじめないと思ったようには「子供への支援」は実現しないのが現実なのです。

我が家は、長い期間とよき仲間を得て「双子のためのネットワーク」を地域・学校・専門機関・親の会を駆使してつくりつつあります。ぜひ、地域でのよき支援者になってあげてください。そして、まずは親御さんの深いところに「潜んでいる不安」に気づいてあげてください。(みなさん、不安はもっているんです。でも除外・否定されるのがこわくて出せないんです)

お子さんが大好きなKIMIさんだから、できる 草思っています。

seiさん、場所をお借りしてすみませんでした。
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双子の母さんへ (KIMI)
2007-07-20 14:58:24
ありがとうございます。
上に書いた「家庭でのサポートを受けられない子」は、おそらくお母さん自身が同じようなしんどさを抱えている家庭です。だからこそ、本人には自分で取り組める力をつけさせたいと思うし、できるのならお母さんと一緒に相談機関に行きたいくらいです。(薦めてくれる専門家もいますが)

お母さん方の気持ちも理解できるようになったつもりです。動けない方ばかりです。
私は学校、先生大好きっ子だったので、そうでない子達を見るのが悔しくて…そして阻むのが学校だとしたら、そんなバカなことはありません。

地域への種まきも始めました。
「第三者だから言える、わからないでしょ」と言う声もあるかもしれない、でもだからこそ立ち向かえることがあるかも、と思っています。

勉強不足を嘆いていた家庭教師の友人が、自分も子供のことを勉強したいと尋ねて来たので、こちらを紹介しようと、2回目の訪問してよかったです。

seiさん、長々とごめんなさい、自分の物のように使って。夏休み、書き込みに来てそのままにしてるかも!
1日中仕事してると思って、大目に見てください(笑)
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KIMIさん、双子母さん。 (sei)
2007-07-20 16:19:30
いえいえ、どんどん使ってください。

一人一人の力って、たいした事はないけれど、
でも、少しずつ広がっていく理解が
どこかで誰かを助ける事ってあるように思います。

うちののんびりちゃんみたいに、自分ではなんだかわからないままに、怒られたり、困ったりする子達が、
ちょっとでも、褒められたり支えられたりする機会が増えたらいいなぁって思います。

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