この地図は、国土地理院の2万5千分の1地形図を複製・加工したものである。
吉見(よしみ)下は竜王山の西麓に位置し、家屋が密集して地内の中心をなしており、西に
網代の鼻、東は串本岬に囲まれた吉見漁港の沖に賀茂島が浮かぶ。海岸に沿って国道19
1号とJR山陰本線が並行して走る。(歩行約3㎞)
JR吉見駅は、1914(大正3)年長州鉄道の駅として開業する。
国道と山陰本線に挟まれた生活道が東西に走る。
高台に神社のようなものが見えたので山裾の道を進むと、額束に「天狗之宮」と記され
た鳥居がある。
吉見の町を見下ろすように山の斜面に建つ。
正式には宗教法人石鎚本教吉見教会だそうで、神仏分離以前の形式を生かすべきと、1
946(昭和21)年法人化された。
境内から見る吉見の町並み。
賀茂島は島が3つ並んで見えるが1つの島とのこと。吉見のシンボルで夕日に映える風
景が美しいとされる。
国道まで戻って、旧国道と思われる道を西進する。
通りの家々は更新されている。
第2種の吉見漁港。
呉服店だったF家。
漁村特有の海への道が何本も伸びている。
神社名はわからないが海へ向かって鎮座する。
駅からの道は漁港に通じる直線道だったようだが、拡張などされて三叉路となっている。
郵便局がある場所が旧村役場跡、その近くに家具店があったようだ。
もとは商店だったN家。
三叉路から西側の通り。
下関の「し」の中にフグがデザインされ、げすいどうの文字下に「25」とあるマンホ
ール蓋。他に一面がスリップ防止模様となったマンホール蓋も見かける。
西田川の先が新町。
橋の先にS家とK家。
新町も家屋が更新されている。
煉瓦造の煙突の先に登山者で賑わう竜王山。
駅側から見える西本味噌醤油醸造元の煙突。