春の嵐

今日は一日中雨で夜になり強風も吹いて春の嵐みたいだ。
我が家の枝垂れ桜は咲きそうで咲かない。今週中には咲くだろう。
編物をしているが縄編みが上手く編めなくて4時過ぎから下の
尚美さんに教えてもらいに行く。話題はコロナウイルスの話になった。
我が家の民宿も3月から宿泊客は０、5月の予約も０、尚美さんの
民宿も似通った状態だ。5月の連休は稼ぎ時だったのに残念だ。
多分山菜もたくさん出て田舎の春を満喫してもらえたのに
ウイルスが相手では手の打ちようもない。私達は黙々と編み物に精を出す。
でも考えようで、今しばらくじっと私たちの暮らしを見つめる時期なのかもしれない。
人は来ないし出かける回数も減り、お金を使うことが少なくなった。
仕出し屋さんでお寿司を頼み枝垂れ桜の下で食べようか？

コロナウイルス感染が終息したら旅に出かけようか？
京都市内に出かけ友人たちとランチをしてパフエを食べようか？

筍と椎茸を煮た。筍を喉に詰めました。筍は植物繊維が多いのかも
この時期に病院に行っても診てもらえないかも、気をつけよう。

地物の筍をゆがく

今日も一日肌寒い雨の一日でした。朝の6時半に起床して
サンドイッチと筍ご飯を作りました。8時前には包装も
伝票も書き上げました。配達は夫に委託です。
15年間続いている私の仕事です。今は週末だけですが以前は
ほとんど毎日作り配達していました。よく続いていると自分でも思います。

夫は道の駅の店で筍を買ってきました。2本で900円初物としては
安いと思います。糠ももらってきていたのですぐに湯がきました。
釜に薪をくべて大なべの筍を1時間ほど湯がきました。皮を剥がずに湯がくのが
こつでもあります。箸が皮の上から刺せるようになればいいでしょう。
しかし、すぐに湯の中から出さずに湯の温度が下がるまでそのままに
しておくのです。一晩私はそのままにします。明日筑前煮と筍の鰹煮にします。
少し、多いので広河原の友人に1本あげました。

明日府立医大病院の予約が取ってあったのですが。キャンセルすることにしました。
薬もあるので、コロナ感染が落ち着くまで自宅待機に専念します。

筍ごはん

昨日移動販売車のお兄ちゃんから地物の湯がいた筍を買った。
今日の朝筍ご飯を炊いた。1年ぶりなので調味料の量を本で
確認する。薄口醤油と濃口醬油の割合が難しい。後は酒とみりんを入れる。
酒は醤油と同量にする。9合炊いたので醤油１００ｃｃと酒１００ｃｃ
にした。これで薄い色の筍ご飯になる。炊き上がりもきれいにできたのだが
焦げも多くできた。ガス釜が古くなってきたのだ。今回は炊き込みごはん
だからいいが、白米が焦げると良くない。焦げの部分はお握りにする。
木の芽はハウスの中の山椒の木に出てきていた。筍と木の芽は相性物だから。
でも不思議に思うがちょうどその時にそろうから、面白い。
鯛も桜鯛で今がシーズンだ。来週は鯛めしにしようか？

早速プロパンガス用の炊飯器をアマゾンで注文する。以前の様な2升炊きは
もういらない。季節ご飯を炊いて道の駅に出すだけだから1升用にした。
ガス釜は火力が強く30分ほどで美味しく炊ける。特に炊き込みご飯は
ガス釜が良いと思う。注文しながら「いつまで加工品作りをするの？」と
自問自答している。

今日は寒い

昨日と今日は寒い。雨は降ってはいないが気温が上がらない。
家の中で編み物。午後は移動販売車の買い物
お兄ちゃん「京都が緊急事態宣言出したら福井県か京都府に」
入って来れないかもしれん」
「それは困るなあ。私達はお兄ちゃんの買い物で持っているのに」
7都府県が緊急事態宣言を出すことになり休業要請の業種指定で
揉めている。私は政府の対応がおかしいと思っている。
感染を防ぐためには多くの若者たちが集まるクラブやパチンコや
外食産業などを自粛させた方がいいと思う。長い間ゆるめているより
一気に短時間で封鎖などをしてコロナウイルス感染を防ぐ方が
いいのに。まだ京都府はそんな事態でないのに知事と市長は
国に要請した。自然と感染者が増えればそうなるのに。

私達の住んでいる過疎の田舎町では感染がでてないが、これだけは
いつ感染者がでるかはわからない。連日死者数が増えていくのを
みると、コロナウイルスは手ごわい相手である。

2日続きの草ぬき

天気も良くて畑の草ぬきに精を出した。雪が少なかった分
雑草は大きく伸びていた。草を引かずに耕運機を入れてもいいのだが
抜いたほうが根っこも取れて綺麗になる。近所の人たちは本当に
綺麗に草を抜かれるが。私の畑はこれから草の間に野菜を作ることになる。
夏野菜は少しは草があった方が野菜たちが柔らかくなるように思う。
それより私は土作り凝る。化学肥料は使わないし農薬もほとんど使用しない。
土がしっかりできていると。虫でやられた野菜の苗も土の力で生き返る。
油粕、鶏糞、木灰、糠などすき込む。手間はかかり収穫量は多くはないが
味はいいと思っている。畑の傍の枝垂れ桜ももう咲く。今日は午前と午後で2時間
も草ぬきをした。夏野菜の苗は5月の連休明けに植える予定だ。

畑仕事をした日は、夕食後眠くなりうたた寝をする。
今晩はスーパームーンとか、月が大きく桜色に見えるそうだ。私は寝間の窓ガラス越しに
夜空に輝くスーパームーンを眺めながら寝よう。

緊急事態宣言で

余りの感染者の増加で政府もついに緊急事態宣言を出すことになった。
東京都と近隣の県、関西では大阪と兵庫県が該当する。京都府ははずれたが
どんな影響が出るかは分からない。一カ月を目途とのことだから5月の連休も
含まれる。例年なら5月の連休は宿泊客の予約が入るのに。今年はほとんどない。
山菜のシーズンで春の芽吹きの山も綺麗で山菜料理もできるのに残念だ。
5月の連休だけではなく8月のお盆も分からない。外国客はまだまだ戻らないだろう？
でも、どうすることもできないのが現実だ。毎日の推移をテレビ、新聞などで確認するだけ。
ただ自分たちも感染しないように行動を慎み自宅待機に努めたい。

春になって初めて畑の草ぬきをした。この冬は雪が少なく暖かかったので
雑草も元気で大きくなっている。根っこもしっかりしていて熊手で抜くだけでも
時間がかかる。しかし、草を抜いておかないと耕運機が入れられない。1時間半
ほど畑の中で独り言を言いながら草を抜いた。抜いた後はきれいな更地になっている。
じゃが芋、サトイモをまず植える。夏野菜の苗は5月の連休明けだ。

コロナ騒動（２）

晴れではなく強風が吹き荒れ気温も下がり寒い一日だった。
美山のソメイヨシノも満開で花見真っ盛りの頃なのに
今年は人のでも少なく変な4月になってしまった。

連日の感染者増加になす術がないかのように見える。
やはり都会の感染者が多い。海外からの帰国者も多いが
グローバルな世の中水ぎわ作戦だけでも防げない。
特に私が関心を持っているのはヨーロッパやアメリカの感染者の
異常な増加だ。最初は武漢から発生したので近くのアジアの方が
感染者が増えると思っていたのに違った。アメリカやヨーロッパの
国々も中国との結びつきが強かったことを証明したかのようだ。
日本もほとんどの製品を中国に頼っている。日常生活を観察すれば
メイドインチャイナの製品が多いことに気づく。
人件費が安いから価格が安く仕入れられるので仕方なかったのかもしれない。
特にマスク不足は今も続いている。私は以前に買っていたので間に合っている。
いつまで続くか分からない新型コロナウイルス、終息は来るのだろうか？

ヤオイソのフルーツサンド

今日は一日穏やかな春日和になった。
朝からサンドイッチとプリンを作り道の駅に配達してもらった。
11過ぎ馴染の郵便屋さんがやって来た。
「美山の桜はどう？大野ダムの桜咲いたん」
「花見客もないのに今年の桜は例年になくきれいやぜ」
と教えてくれた。例年なら大野ダム周辺は「桜祭り」で賑っているのに。
ここまでコロナウイルスの影響が出ているのだ。
「来年の桜を楽しみにしな、しょうがないなあ」と答えた。

11時半過ぎに知人が来た。お土産にヤオイソのフルーツサンドイッチを
持ってきてくれた。ここのフルーツサンドイッチは京都市内で有名だ。
値段が高くてあまり買うこともない。私がサンドイッチを作っているのを
知っているので、四条大宮まで買いに行ってくれたのだ。
ここはもともと果物屋さんだからできるのかもしれない。
下のカフエに持って行って紅茶をいれてもらい二人で食べた。
旬の大きな苺は存在感がある。間のクリームも美味しかった。

その後私は村の中を徘徊した。植えた桜の点検。クリスマスローズの
周囲の雑草も少し抜いた。いかりそうも崖に群生していた。

野路すみれ

暖かな春の陽気に誘われて家の周囲を歩く。春の花が一斉に咲いてきた。
池の周囲の雪柳、れんぎょうが競演しているかのようだ。
水仙もクリスマスローズも良く咲いた。特にクリスマスローズは
鹿にもたべられないし、花の色も微妙で面白い。町の美化運動の
一つとして花木を植えたら補助金が出た。２０年前のことだ。
皆個人で家の庭などに植えたが、私はこの地区の空き地にクリスマスローズ
と芍薬を植えた。最初は根付くかが心配だったが原産地が
ヨロッパだけに寒さに強く大きく成長した。そして10年前その真ん中に枝垂れ
桜も植えた。今日ごみの回収日で近くまで行ったので見てきた。見事に
クリスマスローズは咲き乱れていた。枝垂れ桜ももうすぐ咲く。

家の坂道を登っていた時、斜面にすみれが咲いていた。小さな紫の
すみれだ。ここでは数種類のすみれが咲く。私はこれらのすみれを
総称して野路すみれと名付けている。踏まれても踏まれてもどんな斜面でも
たくましく清楚に咲く。私は自分の分身として、ペンネームは
野路すみれとしている。72歳のすみれさんは今日も過疎の山間地で
独り言を呟きながら生きている。

桜咲き始めるが

昨日から新年度になったが、今年はいつもの年とは違う。
コロナウィルスの感染が収まらなくて。高校や大学は5月の
連休明けが新学期になることに決まった。小学校も中学校も
そうなるかもしれない。家の孫も小学校入学なのだけれど
きちんとできるのだろうか？
孫を二人抱える京都に住む従妹はあまりにも長い休みに困っている。

やっと美山にもソメイヨシノが咲いた。例年より10日ほど早い。
京都市内も満開だが例年とは違うと従妹たちは言っていた。
我が家の枝垂れ桜ももうすぐ満開になる。30年前に植えた桜だが
年々綺麗に咲いてくれる。でも見るのはいつも私だけだ。
村のお年寄りはもう家の坂道を登って来ることはない。みんな補助車を
使っているからだ。80歳を超えた人ばかりだからそれも仕方ない。
村の神社の一隅に植えた枝垂れ桜も10年たってようやく咲き始めた。
私はこの村に来て何本桜を植えただろう。枯れた木もあるが咲く桜を見ると
植え続けてきて良かったとも思う。

アメリカ風ハンバーグ

朝から雨。友人が12時過ぎにやって来た。
私は納豆餅を作った。持ち込みのサンドイッチやコロッケなどを食べた。

ハンバーグをつくってもらう。アメリカに長年住んでいたｋさんはハンバーグや
オムライスが上手だ。アメリカ風に牛ミンチを7割豚ミンチ3割の割合で
作る。玉ねぎ、ミンチ、えのきなどを入れる。上手にこねて大ぶりのハンバーグ
だ。煮込みハンバーグにするためスープを作る。ハインツのドミグラスソース
をメインに丸ごとトマトを一缶、味つけにソース、塩コショウ、みりん、醤油
も入れる。500gで12個作れた。半時間ほど煮込んだ。夕食に2個ずつ食べて隣村の
友人に2個あげて残りはソースと別々に冷凍する。彼女のハンバーグはアメリカの
味がする。それにスパムすしも作ってくれた。

私からの手土産は蕗の薹味噌と納豆餅と手つくりの小豆餡。ｋさんはアイスクリームの
上にのせて食べる。大きなアイスクリームが大型冷蔵庫にいつもある。
従姉妹はキャベツやブロッコリーも持って帰った。4時にここを出て5時半に京都市内
に着いたそうだ。雨の中ご苦労様でした。