美山たそがれメール

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たそがれ世代のおばちゃんのブログです。

いるが

2014年12月07日 | 日記
晴れてはいるが寒い。周囲に雪があるだけで寒く感じる。気温は4度もあるのに。氷が張っていた。夫に配達を頼んで私は家でテレビを見ながら過ごす。午前中はニュースショウ。TBSのサンデーモーニングとテレビ朝日の報道ステーション。どちらも内容は似たりよったりだが、私はこれらの番組は好きだ。広島の土砂災害の検証が続いている。危険な所だとわからずに建てた住宅が大雨で流され被害が出た。高台で見晴らしがよく安かったら誰でも立てるだろう。過去に大きな土砂災害が出ていた地域だと知っていれば建てなかったに違いない。私は夫に家は大丈夫かと問うた。家は大丈夫というが信用できない。母屋の裏には小さな谷がある。過去に経験したことのない集中豪雨でも降ればわからない。
午後はスポーツ番組観戦。福岡マラソンと男子ゴルフ最終戦。

その合間に「限界集落の真実」の本を読む。地域によって違う限界集落の姿。最終的な解決策は見つからない。私が住んでいる地域は限界集落とも言われている。私達世代が最後の世代のような気がする。私は限界集落が消えていくと考えていたが、限界集落終焉という言葉のほうが似合っているような気がする。これからの10年間、人口推移、共同体の維持ができるかなどじっくりと観察していかなければならない。私がこの村に嫁いで来たとき村のおじいさんが「お前はこの村の救い主になる」と言われたが、私は村の終わりを見届ける一人になるかもしれない。ただ今はこの村の高齢者は元気である。