散歩の時に見つけた

東京都内を散策しますが、こんな所にこんな物がと再発見します。写真等を添えて記録します。

三匠句碑(奥山庭苑)

2012-09-20 06:29:51 | Weblog
   

        

 ながむとて花にも痛し頸の骨・宗因、花の雲鐘は上野か浅草か・芭蕉、ゆく水や何にとどま

るのりの味・其角。江戸時代前期を代表する俳人三匠の句が刻まれています。この碑は文化6

年(1809)の建立で刻まれた文字も明確ではありません。台石に明治27年(1894)

春の移築の由来が記されています。  

 西山宗因 慶長10年(1605)肥後・熊本の生まれ。この句は西行法師の和歌「ながむ

とて花にもいたく・・・」からとった句。松尾芭蕉 正保元年(1644)伊賀・三重の生ま

れ。おくのほそみちなどで有名。榎本其角 寛文元年(1661)江戸生まれです。蕉門十哲

の一人です。

台風一過したけれど

2012-09-19 06:58:32 | Weblog
    

        

 大型台風16号が北上していきました。今日はお彼岸の入りだし、暑さ寒さもと・・ならな

いものかと期待します。昨夜はかなりの雨が降って、今日も降り続く予報で気温は30度です

ね。残暑が長引きますが、気象予報士さんも気の毒になりますよ。  

    

 「○○さん たしか今日から涼しくなる筈でしたよねぇ」と詰問されて、申し訳なさそうに

「この太平洋高気圧が予想以上に強くて・・・」なんて謝っているのがお可愛そ

うでしたね。気温が高くて、彼岸花の名所もまだその姿を現してないようですよ。こまりまし

たね。すっきりした空、からっとしたお天気が待ち遠しいです。

戸田茂睡の墓(奥山庭苑)

2012-09-18 06:35:16 | Weblog
    

       

 浅草寺境内の奥山庭園中央にあり、大正8年に東京府の旧跡に指定されています。父は徳川

忠長の付人渡辺忠で、寛永6年(1929)駿府場内で生まれました。下野国で過ごし、その

後江戸に出て伯父戸田氏の養子となり、岡崎藩本田家に仕えます。  

 その後浅草や本郷に隠棲し、余生は風雅を友としました。古典の研究を行い、公家の間に伝

えられた伝統的な歌学が、師の歌説に門弟が盲従することに反対して、歌学の革新を主張し、

国学の先駆となりました。著書に「百人一首雑談」などがあります。「塵の世をいとふ心の積

もりては 身の隠れかの山となるらん」と詠み、隠れ家の茂睡と時の人々に呼ばれました。

中日8連勝が5人(秋場所)

2012-09-17 06:34:10 | Weblog
     NHKTV

白鵬、日馬富士、稀勢の里、高安、旭天鵬が中日で勝ち越しを決めました。こうなると盛り

上がります。素晴らしいですね。夏場所平幕優勝し、先場所13連敗した旭天鵬が8連勝して

「また優勝では?」と聞かれて「とんでもない ない」と否定していましたが、この調子でい

くと分かりませんよ。  

     

 日馬富士は妙義龍にもろ差しになられた瞬間、右からの首投げを決めました。身体が動いて

いますね。鳴戸部屋の高安、稀勢の里は共に全勝と勢いは止まりません。今場所は早々に3大

関が休場になりましたが5人が8連勝、横綱候補も頑張っています。後半戦が益々面白くなり

ました。みんなガンバレです。

再び「裏町酒場」

2012-09-16 16:11:05 | Weblog
     

 先日、懐かしい裏町の風景を掲載しましたが、裏町酒場の歌で、西田佐知子と美空ひばりの

「裏町酒場」の歌詞の一部を紹介しました。すると、大川栄策、中村美津子、五代夏子なども

歌っているとおっしゃる向きがありました。 

裏町酒場 

 私は、美空ひばりが一番好きなので紹介いたします。素晴らしい歌声をお聞きください。

喜劇人の碑(浅草寺境内)

2012-09-16 06:32:57 | Weblog
     

           

 浅草寺境内の奥山庭苑に「喜劇人の碑」があります。これは、昭和57年(1982)、逝

ける浅草の喜劇人を偲び建立されました。古川ロッパ、榎本健一などの喜劇人の名が彫られて

います。日本喜劇人協会第8代会長を務めた大村昆の意向で、2001年以降、浅草の喜劇人

のみに限らず、「日本を代表する喜劇人を」ということで、上方を代表する喜劇人ミヤコ蝶々

が加えられました。  

 中央の碑は笹川良一氏の揮毫になっています。右の御影石には喜劇人の氏名があり、左側に

は、森繁久彌氏の「喜劇に始まり 喜劇に終わる」の石碑があります。   

浅草神社の御神田

2012-09-15 07:19:52 | Weblog
    

         

 毎日きびしい残暑ですが稔りの秋は近いですね。浅草神社の御神田の稲穂が出ています。

やがてこうべを垂れて収穫されます。浅草神社の社殿は、慶安2年(1649)に3代将軍徳

川家光によって再建されたものだが、平成8年(1996)に入って修復されました。

    

 この日は近所の小学校と思われる児童たちが訪れていました。暑さに負けず何班かに分かれ

て参拝していたようです。元気な子どもの姿はいいものですね。

解臓記念碑(小塚原回向院)

2012-09-14 06:35:10 | Weblog
    

        

 明和8年(1771)蘭学者杉田玄白・中川涼庵・前野良沢らが、小塚原で刑死者の解剖に

立ち合いました。後に「解体新書」を翻訳し、日本の医学史上に大きな功績を残したことを記

念して、大正11年に「観臓記念碑」が建立されました。  

 

今でこそ解剖とか手術とかは当たり前ですし、ロボット手術なるものも進化していると聞き

ます。昔は大変なことだったのでしょうね。

賑わう浅草寺

2012-09-13 06:37:01 | Weblog
   

        

 9月10日を過ぎても連日30度以上の暑い毎日が続いていますが、ここ浅草観音様は賑や

かです。2学期に入ったばかりですが、修学旅行も大勢の生徒たちがいますね。それと観光客

も間断なく訪れて記念写真にポーズをとっています。  

    

 本堂前の香炉には観光の人々が見よう見まねで、煙をたぐっています。ご利益はあまねく参

詣者に与えられようですね。暑い中ご苦労さまです。

浅草の映画館

2012-09-12 06:59:30 | Weblog
   

       

 久しぶりに浅草にきました。何日か前に「浅草の映画館がなくなる」といったニュースを聞

いたので、今のうちにちょっと看板だけでもと。どうもビルの建て替えらしいですが、新しい

ビルになっても現在の映画館がまた開業するとは限らないそうです。  

 懐かしい3本立てをやっていますね。日本大侠客(鶴田浩二)、極道の妻たち(岩下志麻)

寅次郎の青春(渥美清)と、どれをとっても面白い映画が揃っていますね。繁華街の発展のた

めの再開発かと思いますが、映画の灯は消さないでほしいですね。