散歩の時に見つけた

東京都内を散策しますが、こんな所にこんな物がと再発見します。写真等を添えて記録します。

矢切の渡し

2006-01-08 09:53:18 | Weblog
 隅田川から一挙に江戸川まで来ました。
 
 矢切の渡しは、江戸時代初期の1631年、地元民専用に耕作や日用品購入

と寺社参詣などの目的のために、徳川幕府が設けた庶民の足です。

 明治時代の伊藤左千夫の小説「野菊の墓」によって、この渡しが有名になり

ました。対岸の千葉県松戸市にこの小説の文学碑が建立されています。

 第二次大戦後、笠知衆さんが扮する年配の男が、若き日の思い出を語るスト

りーの映画「野菊の如き君なりき」があった。その笠知衆さんが映画「男はつ

らいよ」シリーズで、近くの帝釈天の御前様に扮していたのも因縁ですかね。

 矢切の渡しの歌は、石本美由紀作詞、船村徹作曲、ちあきなおみの歌でレコ

ード大賞を受けて一躍有名になった。

 写真は松戸側から葛飾区に進んできた渡し舟ですが、お正月でお客さんが多

いとは言え、ちょっと乗せる人が多いのではと勝手に心配したものでした。

 片道約5分、大人100円、子ども50円。写真クリックして下さい。