散歩の時に見つけた

東京都内を散策しますが、こんな所にこんな物がと再発見します。写真等を添えて記録します。

金 蔵 寺 (千住2丁目)

2009-08-31 07:39:09 | Weblog
        本堂

 フルネームは氷川山地蔵院金蔵寺で、本尊は閻魔大王です。建武2年(1333)

の創建とされます。  

                

 門を入って左側に、高さ2メートルの供養塔があります。天保8年(1837)

の大飢饉の餓死者の供養塔で、千住2丁目の名主永野長右衛門が世話人となって、

天保9年に建てたものとされます。  

 この塔と並んで建つのは、千住宿の遊女の供養塔で、この地で亡くなった遊女の

戒名が刻まれています。千住宿には、本陣・脇本陣のほかに55軒の旅籠宿があっ

て、そのうち遊女屋が36軒あったとされます。宿場の賑わいの陰で尊い命をおと

した女性たちを弔った供養塔です。

竪穴式住居 (伊興遺跡)

2009-08-30 07:09:34 | Weblog
       

               

 足立区の埼玉県に近い所に、平成に入って本格的調査が行われた「伊興遺跡」が

あります。これは竪穴式住居です。  

 縄文時代から続いた住居の形で、貴族や武士が瓦葺や板葺きの高床式の家屋に住

むようになっても、一般庶民のあいだでは10世紀頃までは利用されました。半地

下式なので、温度変化を受けにくく、夏は涼しく冬は暖かい利点がありました。

 しかし、水はけが悪く採光の点で不便だったといいますから、徐々に現在のよう

な住いになったと思われます。

ぽっくり閻魔(正安寺)

2009-08-29 07:20:53 | Weblog
       

 足立区東伊興にあるお寺さんです。門を入ると、右側に「ぽっくり閻魔さま」が

デーンと鎮座。さて、ぽっくりとは何か。ハハーン 苦しみながら長々と生きるよ

り、昨日まで元気でいてぽっくり大往生のことか。幟をみれば開運厄除、延命長寿

と書いてあります。さてね デス。  

                

 向き合って「水子地蔵」。いろいろな事情があって、無事に生まれなかった子ど

もを供養しています。手を合わせてきました。

 

ちょっと一杯の雰囲気

2009-08-28 07:30:20 | Weblog
      

               

 懐かしい呑み屋の雰囲気です。この路地の奥には、若かった頃のあれこれを思い

出させるものがあります。  

 西田佐知子が歌う「裏町酒場」を思い出す。酒をのもうと生きよと死のと あ

んたなんかの知らぬこと どうせまともに生きたって つらい世間のうしろ指・・

と懐かしいですね。  

     ゲロ禁止です

 雰囲気に浸っているうちに 路地出口に貼り紙がありましたよ。「ゲロ禁止」

これが手書きでなく活字、時代ですね。

振り込め詐欺 許さん

2009-08-27 07:47:30 | Weblog
        

 遂に暴れん坊将軍からのお達しが出ました。  

 江戸庶民心得之事 「振り込め詐欺」が市中流行にて、諸事注意すべし。1.A

TM機の場所に誘い出して操作をさせる。2.給付金手続きの代行手数料を要求す

る。右、振り込め詐欺の常套手段なれば、ゆめゆめ忘れることなかれ と。

 最近、テレビCMで「おれおれ詐欺さん 今日はどんな手口ですか」とやり込め

る元気なおばあさんがいます。参考になりますね。見ている我々も、本当の息子さ

んか詐欺師なのか、考えさせられますデス。

本所七不思議 (2)

2009-08-26 07:44:58 | Weblog
       送り提灯

 屋敷 本所三笠町の旗本屋敷では、草木も眠る丑三つ頃になると、生臭い

風とともに、天井から血に染まった男の足が現れて「足を洗え~」と怒鳴るので、

家人が恐るおそる洗うとおとなしく天井に戻っていく。夜毎のことなので主人も困

り果てて、同僚に相談して屋敷を交換したらぱたりと止んだという まったく奇怪

なおはなしです。  

 送り提灯 月が隠れると本所出村町あたりは真っ暗闇だ。提灯を持ってくるんだ

ったと思っていたら、前に提灯の灯りが見える。こんな夜更けに誰か知らねえが、

道連れにしてもらうとするか。待ってくれ~と足早に後を追う。と灯りが消えた。

 なんだ提灯のやつもっと先にいるかと近づくと、また消える。おーい待っとくれ

と繰り返しているうちに夜が明けた。見ると一面葦の原だというお話。

本所七不思議の怪

2009-08-25 07:43:45 | Weblog
        

 夏休みの子どもを対象に「すみだ川 水辺の伝説」という資料展が開かれていま

したのでちょっと拝見。今日は「片葉の芦」を紹介します。 

 昔、横網の留蔵というならず者がいて、亀沢町のおよしという未亡人の娘お駒に

惚れていた。口説いてもお駒が言うことを聞かないのに腹を立て、刃物で斬りつけ

片手片足を切り落とした。息絶えたお駒の死体を細い堀に蹴り込んで棄ててしまっ

た。この後、この堀に生える芦は片葉しか葉が付かなくなった。これが今に伝わる

「片葉の芦」です。  

 こわーいこの絵は明治時代の浮世絵の複製写真です。

 

 

東京スカイツリー

2009-08-24 07:24:10 | Weblog
           

 これは8月22日に撮影したものですが、110メートルはあると思いますよ。

 というのは8月12日に100メートルになり、14日に105メートルに到達

したと報じられたので、一週間あれば・・と勝手に計算したわけで。  

 何時もの様に東武鉄道業平橋駅のホームからは、ほとんど真上を見るような姿勢

で写さなくてはダメ。そこで、北十間川に架かる東武橋の上で撮ったものです。完

成時は610メートルですからこの6倍、驚きですねぇ。

 

浅草サンバカーニバル

2009-08-23 07:16:18 | Weblog
       

 29日の土曜日は、恒例のカーニバルです。馬道から雷門通りには、それ用の黄

色い提灯が用意されて盛り上がっていました。通りには観光用の人力車も並び、元

気な女性もいましたが、本当に曳きますかね。  

                

 サンバカーニバルと聞けばリオのカーニバルを想起しますが、これは浅草のカー

ニバルです。ポスターを見ると「地球の裏まで揺さぶる 真夏の浅草サンバカーニ

バル」とあります。今年は第29回目だそうで、ブラジルも揺れそうね。

 絵はつくばエクスプレス浅草駅ホームのものです。

スターの広場・浅草公会堂前

2009-08-22 07:21:52 | Weblog
      

                

 ここには有名人の手型がずらりです。これは大衆芸能の振興に貢献した芸能人の

功績をたたえ、後世にその業績を伝えるためといいます。  

 大衆芸能の様々なジャンルから、毎年5名程度の芸能人を選出しています。手型

とサインの入ったアルミのプレートが設置されています。この写真には、五木ひろ

し、十朱幸代、春風亭小朝、浅丘ルリ子が入っていますが、作家の池波正太郎さん

などもあります。一度ご覧下さい。