北斗山寶積院 (足立区西保木間) 2009-04-30 07:11:58 | Weblog 本尊は如意輪観音。境内には弘法大師修行像と「天保14年・南無遍金剛」の碑 があります。もとは隣の氷川神社(妙見社・天満宮)の別当だったので北斗山神宮 寺としました。妙見山は北斗信仰で、江戸時代における寺域は1000余坪あり、 その一隅に天満宮を造立したものです。 明治4年の神仏分離の際、大部分を天満宮に譲ったものと言われます。大正4年 に火災で本堂本尊ことごとく焼失しましたが、翌5年5月に再建されて現在に至っ ています。
浅草馬道 町名由来 2009-04-29 06:54:52 | Weblog 区民会館 馬が通るから「馬道」ですかね。浅草・松屋から台東区民会館前を北へ、言問通 りを経て紙洗橋に抜ける道を「馬道」と呼んでいます。由来の看板を読むと、その 昔浅草寺に馬場があって、僧が馬術を練るためにその馬場へ行くときにこの道を通 ったから馬道だそうです。 昔はお坊さんも馬術を鍛えたのですね。さしむき僧兵だったわけですが、宗派の 争いなどで戦ったのですかね。享保の頃、浅草寺境内から二天門を通り抜けたとこ ろに南馬道町、北馬道町があって大いに発展したといいます。
ビールの季節ですが 2009-04-28 07:06:45 | Weblog ゴールデンウイークですね。この季節になると気温が上がってビールが欲しくな るのですが、この2~3日は低温です。今朝は9度で日中の最高気温が17度では キューッと一杯の勢いが減退しますね。 ビールメーカーもこれから毎日の気温が気になることでしょう。最近はビールと 言っても、「ビールに似た飲料」が流行っていますから。麦だのホップだのと言っ ても・・。昔ビール腹、今メタボですから変わりました。
お父さんは「ホワイト犬」 2009-04-27 06:59:31 | Weblog 「ちゃんと撮れ」だそうで 今持っている携帯電話は平成13年に購入したもの。たいして使わないのだが、 8年経過すると古いなと感じます。最近はカメラが付いていて、倅やら甥坊などか ら写真を送ってくるようになったデス。 そこで近くの量販店を覗いてみました。いましたよ「ホワイト犬」が、ワンワン でなくて「いらっしゃい」。なんでも「白戸家の人々」のお父さんで、樋口可南子 さんたちをよく叱っていますね。ソフトバンクモバイルのCM、このお父さんの声 は死神玄十郎こと、北大路欣也さんだそうで・・。
四世 鶴屋南北の墓 (春慶寺) 2009-04-26 06:51:52 | Weblog 墨田区業平の春慶寺には「東海道四谷怪談」の作者として有名な、四世鶴屋南北 のお墓があります。京成電車押上駅前の浅草通りに面した表に墓石があって、お花 が供えてありました。 南北は現在の日本橋本町の生まれで、文化8年(1811)に四世鶴屋南北を襲名 して、永く歌舞伎作家として活躍しましたが文政12年(1829)に死去。深川黒 船橋の南にある黒船稲荷の自宅から春慶寺まで、多くの役者さんをはじめ庶民の長 い葬列におくられたということです。
下町江戸遊芸塾 (足立区六月町) 2009-04-25 06:49:15 | Weblog 日光街道に面して「江戸前の粋な世界に遊ぶ」、さあ始めましょう 粋 かっぽ れケイコ場 などと書いてあります。最近ではお座敷遊びの機会が少ないですから 珍しいデス。三味線の音に乗って都都逸とかね 粋ですね。 かっぽれといえば桜川千代助とか、梅后流かっぽれとか聞いたことがあります。 なんでも江戸時代、大阪の住吉大社で五穀豊穣を願った「住吉踊り」に始まった と聞きます。これが江戸末期から明治にかけて、関東でも大流行したといいますか ら、不思議ですね。
千束稲荷神社 (台東区竜泉2丁目) 2009-04-24 06:53:48 | Weblog 一葉胸像 江戸時代、四代将軍徳川家綱公の寛文年間創設とされ、浅草一円を千束郷と称し てその千束郷に上下二社の稲荷社がつくられました。千束稲荷社はその下社で北千 束郷東の氏神で「ちずかいなり」と称されました。明治五年の太政官令で竜泉寺町 一円の氏神となり、現在にいたっています。 樋口一葉の「たけくらべ」は、明治26~27年の祭礼が舞台となり、子供たち が遊んだ神社として有名。境内には一葉の胸像が建立されており、碑文に「明日は 鎮守なる千束神社の大祭なり 今歳は殊ににぎわしく 山車などをも引出るとて 人々さわぐ 樋口 夏」 とあります。
一葉女史 たけくらべ記念碑 2009-04-23 06:48:11 | Weblog この碑は台東区竜泉3丁目にあります。「たけくらべ」は樋口一葉在住当時の竜 泉寺町を中心に、吉原界隈が舞台となっています。碑は昭和26年11月、地元の 一葉記念公園協議会によって建てられ、その後台東区に移管されました。 碑文は女史旧友の歌人佐佐木信綱氏の作と書による歌二首が刻まれています。 紫の古りし光にたくつべく 君ここに住みて そめし筆のあや そのかみの 美登利信如らもこの園に 来あそぶらむか 月しろき夜を と
浅草不動尊・なで仏 2009-04-22 06:40:02 | Weblog 浅草寺宝蔵門・五重塔の南側に浅草不動尊があります。この不動尊は、天台宗の 「宝光山大行院」で浅草寺とは別のお寺と聞きます。 関東三十六不動霊場の二十二番目のお寺で、厄除け、開運、虫封じにご利益がある お寺として親しまれています。 本堂脇の「なで仏」は、おびんずるさまと言われ、お釈迦様の偉いお弟子さまの 一人ですが、日本では「なでぼとけ」の別称で信仰を集めています。この日も次々 に手を合わせて膝や肩などをなでる人がいました。
つつじ 花水木 2009-04-21 13:44:44 | Weblog 根津権現のつつじが咲いて、見物の人々が押しかけているというニュースをみま した。もうそんな季節か・・と思います。群馬県館林のつつじも有名ですね。これ は近所の眺めですが、歩道わきの目の覚めるような鮮烈な色、この季節は紫系の花 が咲きますね。花菖蒲もすぐです。 ハナミズキ 花水木は白ですな。北アメリカ原産のこの木は、日本から贈った「桜の木」に対 する返礼としてアメリカから贈られたといいます。別名アメリカ山法師だそうです から面白いデス。もっと面白いのが「ドッグウッド」。これはイギリスで、この木 の皮を煎じて犬のノミ退治に使ったからだそうで。