散歩の時に見つけた

東京都内を散策しますが、こんな所にこんな物がと再発見します。写真等を添えて記録します。

西河岸橋(中央区日本橋)

2012-07-31 07:10:01 | Weblog
    

         

 お江戸日本橋の一つ上流の橋です。日本橋1丁目から室町へ架かっています。このあたりは

江戸時代より我が国の商業・経済の中心地として栄えてきました。この橋は、日本橋から一石

橋までの日本橋右岸地域が、西河岸町という地名であったので「西河岸橋」と名付けられたも

のです。初代の橋(明治24年架橋)は、弓弦形ボウストリングトラスという、当時最新式の

鉄橋でした。関東大震災で被害をうけ大正14年に現在の橋に架け替えられました。

 中央区では架設65年を経過したこの橋を、平成2年度に部分修復し、さらに伝統的な木造

建築様式の木組みを採り入れた意匠で整備しました。橋の長さ52メートル、幅員11メート

ル、車道6メートル、歩道2.5メートルとなっています。

ガンバレ日本

2012-07-30 06:52:06 | Weblog
    

 連日の猛暑、高温注意報で「外出禁止令」が出ています。そこで、近所のスーパーマーケッ

トに涼みに来ました。缶ビールはサッポロ黒ラベルと売り場に来たら、GetGoldと大書

してありました。応援は分かりますが、なんでもかんでも金メタルを取れ・・ではちょっと可

愛そうですね。緊張してイチコロで負けるなんてこともありました。精一杯心おきなく闘って

下さいよ。ぐらいでなくてはと思いますよ。

     

 8月6日は夏の節分だそうで、あの恵方巻を食べましょうと大宣伝です。いろいろと考えま

すねぇホントに。節分の豆は枝豆にしてくださいね。8月7日は立秋というわけで、なんとか

涼しい秋風を暦どおりに実現して欲しいものです。

 

迷子しらせ石標(一石橋)

2012-07-28 07:00:10 | Weblog
    

         

 安政4年に西河岸の家主たちが建立した庶民の告知板です。高さ約1.8メートルの石柱で、

左面に「たつぬる方」、右側に「志にす方」と刻み、年頃、面体、格好、履物、衣類などを書

いた紙を貼るようになっています。  

 同じような「迷子しらせ石標」は、浅草寺本堂前、湯島天神の境内にも建立されています。

 昔は迷子が特に多かったのでしょうかね。今のように通信手段が発達していないから、この

ような方法をとったのではと思われます。効果はどうだったか知りたいですね。

今年初めての蝉の声

2012-07-27 06:57:00 | Weblog


       

 昨日の午前7時頃、今年初めて蝉の声を聞きました。「あ 鳴き出したな」と、改めて夏を

実感したわけです。今に降るような蝉の声の合唱になるでしょうね。  

 日中の気温は都心で35度を越して、区役所の「熱中症注意報、光化学警報発令通知」が放

送されていました。考えてみると、子どもの頃の夏休みで網を持って走り回っていましたが、

当時も暑かったけれど、今のように「注意報」出なかったように感じますがね。  

 閑さや 岩にしみ入る 蝉の声 は山形の立石寺に参詣したときの芭蕉の句ですが、山の中

ですと「岩にしみ入る」でしょうね。都会では、虫取り網を持った坊主どもの姿もあまりみか

けませんよ。塾の前には自転車がいっぱい並んでいますがね。

生命の言葉(東京都神社庁)

2012-07-26 06:30:03 | Weblog
      

 7月の生命の言葉「自分のしている事が、自分の目的(エンド)になっていない程苦しい事

はない 夏目漱石」です。目的と手段が直結しづらい世の中。目的や生きがいを持てずに仕事

を続けるのは大変な苦痛である。「行人」とあります。

 夏目漱石は「吾輩は猫である」などで知られている。「行人」では自我を鋭く分析し知識人

の心に潜む利己主義を描いた。この言葉には、しかし、不本意さに甘んじず、目的にストレー

トに向かう熱意と努力が必要だという思いが込められている。としています。

一石橋親柱(中央区八重洲)

2012-07-25 06:44:09 | Weblog
      

       

 皇居外堀と日本橋川が分岐する地点に架橋された一石橋(いちこくはし)の歴史は古く、江

戸初期の「武州豊島郡江戸庄図」に木橋としてみえます。明治6年(1873)の一石橋は長

さ十四間、幅三間の橋でした。大正11年(1922)に鉄骨コンクリート花崗岩張りのモダ

ンな橋となり、堂々とした親柱4基をすえた白亜の橋になりました。  

 関東大震災にも落橋せず交通上の重要な橋として使われました。その後平成9年(1997)

には、大正11年の橋本体は全て撤去されましたが、威風堂々とした花崗岩の親柱一基は残さ

れ、当時の姿をしのばせています。この親柱は、中央区民文化財として平成14年に登録され

ました。

平成壁新聞・漫報(大手町)

2012-07-24 06:37:43 | Weblog
   

          

     

 大手町の呉服橋交差点に、パソナグループの平成壁新聞が出ていました。明日のジョーの他

にあのゴルゴ13、ドカベン、アンパンマン、ノラクロ、毎日かあさんなどなどが賑やかに。

 壁新聞の編集長石川好氏は「1枚の漫画絵で、日本に笑いを作ろうとの思いから生まれたも

ので、震災により全日本人が悲しい失意の中にあるときだからこそ、日本人に愛された漫画と

いう表現手段を用いて、日本の中に笑いを作り出したいと改めて考えている」とコメントして

います。ゴルゴ13はライフルで狙うだけでなく、明日のジョーは右のクロスカウンターで相

手を倒すばかりでないことを認識しました。

日馬富士全勝優勝(名古屋場所)

2012-07-23 07:03:15 | Weblog
   NHKTV

 今場所の日馬富士のファイティングスピリッツには驚きました。稀勢の里は何発張られたか

分かりませんね。来場所は負けずにファイトを表に出してもらいたいです。  

 白鵬も右頬を張られて相手に左上手を取られ、そのまま上手投げから寄られていいとこなし

でしたね。「なにがなんでも勝つ」というファイト勝ちでしたね。会場にはキレイな奥方や子

どもさんも来ておられましたね。おめでとうございます。名古屋場所は15日間のうち、満員

御礼が5日間あったそうで、人気上昇のようです。秋が楽しみです。

夢二・港屋絵草紙店の碑

2012-07-22 06:13:09 | Weblog
    

       

中央区八重洲1-2に、大正浪漫を代表する画家・詩人の竹久夢二の碑があります。独特の

絵の隣には、「待てど暮らせど来ぬひとを 宵待草のやるせなさ こよいは月もでぬそうな」

と彫られています。この地は、竹久夢二が大正三年(1914)に「港屋絵草子店」を開いて

夢二デザインの版画、封筒、カード、絵葉書、手拭などを売ったといいます。  

 碑文は、商業美術家自身がその作品を商品化して販売する店を作ったという点で「港屋」は

日本の商業美術史上重要な意義をもつものであり、その存在を永く記録にとどめるため記念碑

を設置し、故人の業績を讃えるものである。とあります。