散歩の時に見つけた

東京都内を散策しますが、こんな所にこんな物がと再発見します。写真等を添えて記録します。

マナーポスター(東京メトロ)

2012-09-11 06:32:57 | Weblog
      

 今月のマナーポスターは「なぜ降りたくても 降りられないの?」と、マナクマくんが困っ

ています。この暑いのに混雑していますが、たまりませんね。  

 ドア付近ではお客様の乗降にご配慮ください・・・と書いてあります。一度ホームに降りて

降りたい人を降ろしてあげれば、スムースにいくと思いますがね。

腕の喜三郎(小塚原回向院)

2012-09-10 06:26:58 | Weblog
    

        

 南千住5丁目に豊国山回向院がある。過去は両国回向院の別院であったが、現在は独立して

います。この寺には安政の大獄により刑死した橋本左内・吉田松陰ら、また「毒婦」といわれ

た高橋お伝などの歴史上の有名人物が葬られています。   

 今回は、こぶしを握った腕の形をしたお墓「腕の喜三郎」のおはなしを。喜三郎は寛永19

年生まれ、寛文のころ江戸神田で旗本奴と喧嘩して相手を数人切ったが、自分も片腕を切られ

て落ちんばかりになったので、その腕を鋸で切り取らせたといいますからすさまじい。以来、

腕の喜三郎とよばれ、のち歌舞伎などに脚色されました。隣は左へ高橋お伝、河内山宗俊の弟

分といわれた片岡直次郎、鼠小僧次郎吉の墓です。いずれも有名人ですね。

思い出横丁(新宿西口)

2012-09-09 06:35:36 | Weblog
    

        

    大ガード

 ミスター麹町から新宿の写真が届きました。誰にでも懐かしい「思い出横丁」があるが、こ

こは新宿西口です。靖国通りから青梅街道への大ガードをくぐり、左手の横丁を新宿駅西口改

札(当時は木造でした)までの食堂街が懐かしい。今では3分の1の規模になっていますが、

昔の面影が見えます。口の悪い連中が「しょんべん横丁」と言ったそうだが、大ガードから入

って80mばかり進んだ右側の辻1本入ったところに便利な所があった。酒呑みが入れかわり

利用するので、それなりに臭ったものです。

     副都心のビル群

 何時の頃からか小田急、京王電鉄のビルが、副都心には京王プラザホテルが建ち、続いて都

庁移転に続いてニョキニョキと高層ビルが建設されました。やきとり、モツ煮込み、酒、焼酎

の梅割り、ビールなど、雑多な臭いが入り混じったあの頃を思い出す。

延命地蔵尊が復活(南千住)

2012-09-08 19:12:06 | Weblog
      

 昨年3月11日の大地震で左腕脱落などの被害を受け、一時解体されていたお地蔵様が復活

しました。この地は江戸時代、小塚原処刑場で、明治6年(1873)の廃止まで磔(はりつ

け)、獄門、火あぶりなどで20万人が処刑されたと伝えられています。  

 罪人だけでなく、江戸へ出てきて行き倒れた人の死体の捨て場所でもありました。これらの

人々の供養のために建てられた延命地蔵尊、通称「首切り地蔵」と呼ばれています。地元では

復活のために募金活動をしていましたが、無事復活した姿を見て安心しました。

大相撲九月場所

2012-09-07 06:32:45 | Weblog
    

 9月9日初日で大相撲9月場所が始まる。相撲フアンにとっては待っていましたといったと

ころです。何といっても横綱昇進がかかっている日馬富士がどんな星を残すか興味がある。先

場所の調子が持続していれば、先ず7分通りは賜盃を抱くチャンスでしょう。  

 私としては稀勢の里、琴奨菊の二大関の成績が気にかかるのです。報道によると日馬富士が

しきりに鳴戸部屋へ出稽古に通っているそうだ。稀勢との熱のこもった稽古の結果がどう出る

か楽しみですね。関脇妙義龍、豪栄道にも頑張ってもらいたいです。

彫刻の道

2012-09-06 06:33:40 | Weblog
       

 久しぶり「彫刻の道」を歩きました。近所ですが、5年振りになります。これは作品名「空

を眺めながら」だそうで1992年の作品です。作者の柏木昌氏は、何かゆったりとした、ノ

ビノビした、やすらいだ物。そしてホノボノとした感じの物にしたい。と話しています。素人

の私は、太ったご婦人が背伸びしているように見ますが。  

    

 これは作品名「地殻より」で1992年の作品です。作者の岡本敦生氏は「これは何ですか

何を表していますか?と質問される事がある。正直なところ私にもよくわからないんです。で

も私の心の庭で欲している物が、出てくる様な気がするんです」としています。

さんまの季節

2012-09-05 06:34:19 | Weblog
    

         

 今年は不漁と聞いていたが、昨日のニュースでは北の漁場で今年最高の豊漁とか。そう聞く

と秋を実感したくなりますね。当然のことながらさんまは目黒ばかりではありません。日本中

に出回りますよ。苦いハラワタがこたえられない・・と喜ぶ向きは、人肌のお燗でお酒を戴き

ながら「秋は酒が美味しいね」となるわけで。 

    

 実りの秋、各地の新米も梨もぶどうも出回りはじめました。猛暑でげんなりしていましたが

朝夕いくらか秋の気配が、なんだかほっとしますね。

金蔵寺(千住2丁目)

2012-09-04 06:34:45 | Weblog
    

        

 北千住駅西口近くに金蔵寺(こんぞうじ)というお寺さんがあります。創建は鎌倉時代の建

武2年(1335)と伝えられ、ご本尊は閻魔大王。この閻魔様は通称「そばえんまさま」と

いうそうですよ。なんでもここの閻魔様は蕎麦つゆの香りにひかれ、毎夜のように蕎麦屋に通

いつめたといいますね。それも、同席するお客さんが怖がるといけないので、若い女性に姿を

変えて行ったといいますから、なんとも優しい閻魔さまですね。  

    

 千住は日光街道第一の宿場と知られていますが、遊女を置く宿もあって、遊女屋は36軒で

150人ほどの遊女がいたと伝えられます。お寺の門を入って左手には、身よりも分からない

遊女たちの霊を慰めるための供養塔があります。その右には無縁塔が建っています。こちらは

天保8年(1837)の大飢饉の餓死者を慰める供養塔です。塔に刻まれた文字によると、当

時828名が餓死し、そのうち370人を金蔵寺に葬ったことが分かります。供養塔の前に立

つてその昔を思い、思わず合掌してきました。

裏町酒場

2012-09-03 06:29:02 | Weblog
   

 北千住の「そばえんまさま」として知られる金蔵寺への途中、久しぶりに懐かしい風景を見

ました。夕刻ならもっと風情があったのに・・と残念でしが、西田佐知子の歌 酒をのもうと

生きよと死のとあんたなんかの知らぬこと・・・を思い出しましたが。

美空ひばりの裏町酒場もいいもんです。 雨にぬれてる赤い灯が 俺にゃ似合いの裏町酒場

泣いているのかあの唄も 酔えばおまえの声になる よせよ今さら一人酒 しんみりし

ますねえ 若い頃を思い出しますよ。

防災訓練

2012-09-02 06:37:51 | Weblog
    

 昨1日は全国的に防災訓練が実施されました。特に首都直下と南海トラフ大地震に備えた訓

練が耳目を集めました。震度予想、津波予想と「ぞっとするような数字」が飛び交っています

ね。なかには訓練でよかったという失敗などもありましたね。もともと関東大震災の発生した

9月1日に防災訓練を行うのが通例になりました。ニュースを見ていると、電源スイッチを入

れないで放送するような「単純ミス」もあったようですね。

 思い起こすのは昨年3月11日の東日本大震災です。東京メトロ銀座駅地下2階の日比谷線

・北千住行き電車に乗った途端にぐらぐらっと揺れましたね。思い出すのが、その電車の車掌

さんの「見事なアナウンス」でした。あわててホームに飛び出す乗客に対して、落ち着くよう

に説得して混乱を静めました。そして適宜適切に地上の様子を説明し、交通機関の状況もくわ

しく説明しました。たいへん助かったことを思い出します。結果的には帰宅難民となりました

が翌朝7時30分に帰宅出来ました。