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梅雨晴れの空を見ながら秋山小兵衛は、「おはる。八幡様へでも行ってみよう
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か」「まあ うれしいよう」で、自家用の舟に若い女房おはるの船頭で出発する。
「先生。いつものように万年橋に着けますかね?」「うむ。それがよいだろう」で
物語は始まるのです。(小説・剣客商売)
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小名木川は、旧中川から隅田川まで東西4640メートルの一級河川。天正18
年(1590)徳川家康の江戸入城に伴い多数の住民が流入し、米・塩などの生活
必需品をはじめ、多くの物資の輸送路としての水路を開いたのが、小名木川の始ま
りと言われます。家康の命令で開さくした小名木四郎兵衛の名をとって小名木川と
なったと言われます。
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物資輸送の重要河川になって、船番所を隅田川との合流点に設けて航行する船を
監視しました。隅田川を中心に神田川、日本橋川など水路は発達しました。
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冒頭の時代小説でも「舟」で移動していますね。写真は小名木川の河口に架かる
万年橋の上から隅田川を眺めたもので、対岸は中央区日本橋中洲です。
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