根津神社 鳥居から楼門

　

　　　　　　　　 楼門
　
根津神社は今から１９００年余の昔、日本武尊が千駄木に創祀したと伝えられて

います。文明年間には太田道灌が社殿を奉建しています。

江戸時代、五代将軍徳川綱吉は世継定まった際に現在の社殿を奉建、千駄木の旧社

地より遷座しました。宝永２年に綱吉は兄綱重の子綱豊（六代家宣）を養嗣子に定

めると、氏神根津神社にその屋敷地を献納して大造営を行いました。

　　

　完成した権現造りの本殿・幣殿・拝殿・唐門・透塀・楼門の全てが欠けずに現存

し、国の重要文化財に指定されています。楼門の随身のうち、右側の随身は水戸光

圀公がモデルと言われています。