散歩の時に見つけた

東京都内を散策しますが、こんな所にこんな物がと再発見します。写真等を添えて記録します。

海運橋親柱(日本橋・兜町)

2007-05-12 07:44:03 | Weblog
 

 

 海運橋は、楓川が日本橋川に合流する入り口に架けられてあった橋です。江戸時

代初期には高橋と呼ばれ、橋の東詰に御船手頭向井将監忠勝の屋敷が置かれたので

将監橋とか海賊橋と呼ばれていました。明治維新で海運橋と改称され、アーチ型の

石橋に架け替えられ、東京の新名所となりました。

 石橋は、関東大震災で破損し、昭和2年鉄橋に架け替えられ、二基の石橋の親柱

が記念として残されました。鉄橋は楓川の埋め立てによって、昭和37年撤去され

ましたが、この親柱は近代橋梁の遺構として、中央区民文化財に登録されていま

す。(中央区教育委員会)

 写真上のひらがなが楓川の西側、漢字が東側にあります。