散歩の時に見つけた

東京都内を散策しますが、こんな所にこんな物がと再発見します。写真等を添えて記録します。

紀伊国屋文左衛門の碑(成等院)

2007-05-06 07:51:18 | Weblog
 

 紀伊国屋文左衛門(紀文)のお墓と碑が、江東区三好1丁目6-13の成等院に

あります。お墓は正面の碑の左奥にあります。

 紀伊国屋文左衛門は、紀州出身で若いときに江戸に出て材木商を営み、幕府と関

わり材木豪商となりました。後年は、門前仲町一の鳥居付近に住んでいましたが、

享保19年(1734)4月に66歳で没したといわれ、成等院に葬られました。

 紀文の墓は、この碑の左側奥にあります。正面の大きな碑は昭和38年に建て

られたものです。

 人物伝には不明な点が多く、半ば伝説上の人物といわれますが20代の頃、紀州

みかんや塩鮭で富を築いた話は有名です。晩年には蕉門十哲の筆頭といわれている

宝井其角らの文人とも交友し、「千山」の俳号を名乗ったといわれています。(参

考・江東区みどころ案内など)