散歩の時に見つけた

東京都内を散策しますが、こんな所にこんな物がと再発見します。写真等を添えて記録します。

摂社日枝神社(日本橋茅場町1丁目)

2007-05-10 07:53:34 | Weblog
 

 摂社日枝神社は、天正18年(1590)徳川家康が江戸城に入り、日枝大神を崇

敬されて以来、御旅所の存する「八丁堀」北嶋祓所まで神輿が船で神幸されること

に始まります。

 寛永年間にこの地を御旅所に定められ、江戸時代の山王祭に際しては、御本社よ

り神輿が出て江戸城に入って将軍の上覧の後、竹橋御門から内郭を出て常盤橋御門

へ進みます。ここで山車、練物は行列を離れ、神輿のみが御旅所へ向かい、神事を

執り行って本社に戻ったといいます。

 大正4年(1921)本社の日枝神社が官幣大社に昇格したのに伴い、本社の摂社

とされました。庶民からは、永く山王さん、御旅所、摂社と親しまれ崇敬されてい

ます。(御旅所由緒書きより)

 

 明徳稲荷神社

 摂社日枝神社の境内に明徳稲荷神社が祀られています。これは「翁」「祇園」の

二社が合祀されたといわれます。翁稲荷は、稲荷百番付の西前頭に挙げられている

「四日市翁稲荷」ですね。江戸の末期にかけて大流行があったようです。創建につ

いてはわかりませんが、なにかのきっかけで大流行になったもののはずだといわれ

ています。