散歩の時に見つけた

東京都内を散策しますが、こんな所にこんな物がと再発見します。写真等を添えて記録します。

茅場橋(茅場町・新大橋通り)

2007-05-19 07:55:43 | Weblog
 

 

 日本橋川の鎧橋から下流の霊岸橋までの川岸を茅場河岸と呼び、下り酒の酒問屋

の蔵が並んでいました。この辺りは、古くは茅職人がいて町名の由来になったとも

いわれます。江戸末期頃は傘がつくられて、付近の門前市で売られていました。江

戸名所図絵の山王御旅所・茅場町薬師堂の画中に、「傘屋が多くして」とあり、絵

に書き込まれています。(中央区郷土史同好会)

 茅場橋は、関東大震災の復興事業で、新大橋通り(市場通り)が開通した昭和4

年(1929)に架橋され、その後老朽化により平成4年(1992)に架け替え

られました。新大橋通りを、日本橋茅場町と日本橋蠣殻町、水天宮方面、新大橋と

を結んでいます。橋の欄干には、酒蔵が並んでいる風景を取り入れ、橋の両岸には

小公園が整備されています。