三筋北陸・ワインダー(糸捲き機)の専門機料店

繊維産業のウラ話に迫る、メンテナンスのお気楽日記。

メンテお気楽日記 9月24日 女工哀歌。ああ、野麦峠

2012-09-24 | メンテナンスお気楽日記
歴史は繰り返される?日本の繊維産業の全盛期、青森をはじめ東北の女子が
関東・中部・北陸の繊維工場へ出稼ぎに来た歴史がありました。

自分が繊維に首を突っ込んだ時代にも、機屋工場には木造の女子寮建屋がありました。
さすがに、そこで生活している女工さんはいなく、みんな地元の奥さん?になっていた。

機屋、製糸工場のおやじと言えば、それこそお大臣様。池には錦鯉が泳ぐ邸宅に住み、
工場の前にも、松に庭石、池がありました。その名残りは今でも枯れ池に見ることが出来る。

時代の編さんの話題は、今しようとは思わないが、中国での「お大臣様」が気になった。

中国や韓国での産業は、5年もしないうちに「追いつき追い越せ」にはなるだろうとは
思っていた。それは機械さえ輸入れば、産業革命なんて、すぐにマネ出来るから。

ところが、人間の意識に関しては50年の差は埋められない。

知識を得、技術を身につけ、機械が金を生むことが解れば、誰だって実業家になりたい。
自分が今までやってきた仕事を、女工さんにさせれば「お金」だけが入って来る。

そんな時、東南アジア諸国の「出稼ぎさん」の話しを聞いた。どっかで聞いた様な話?
話しでは、中国・台湾・韓国の貧富の差はスゴイらしい。富豪には日本人もかなわない?

日本でも、高度成長によって生活水準は格段にあがり、恩恵は一般市民まで回った。
しかし、その底辺には「出稼ぎ労働者」の歴史は忘れてはならない。

高度成長は決して個人のためのものではなく、社会全体が幸せを感じて成功する。
そこまでの歴史は長く、さまざまなトラブルが起こる。ストライキにデモは必至。

財閥や政府は、目を逸らす為に色んな手を使って来る。それに振り回されるのは
いつも一般市民。

最後に、日本での野麦峠は中国の万里の長城あたりか??

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