三筋北陸・ワインダー(糸捲き機)の専門機料店

繊維産業のウラ話に迫る、メンテナンスのお気楽日記。

メンテお気楽日記 10月25日 嫁さん探し(中古機情報)

2016-10-25 | メンテナンスお気楽日記
自分は、中古機械のお世話の場合、よく「嫁に出す。」と言います。

段取りとしては「お見合い」をプロデュースする事となるのだが、まずは、婿さんの希望を徹底的の聞く。
客先や機料店倉庫にいる「結婚希望娘」や自店倉庫の娘から、客先の希望に合う娘を選んで紹介する。

娘・娘とは言ってはいるが、すべて「出戻り娘」でもある、30代ならまだ若い、40~50代の娘?を
世話するのだから、相当のやりてババァいやジジィということになる。

出来る事は、嫁ぎ先で「文句を言わない」娘に仕立てることなのだが、最近は婿さんの要望も多彩。
小柄で、ゆっくりと(自在)に活動し、休む(止まる)時は時間通りの娘がイイと言う。
婿さんのタイプも多種多様で、30・50Dの細身タイプから、スパン・ニットの肥満体まで。


ところが、世相は「嫁不足」。出戻りなら、まだ花も咲くが、高齢で逝ってしまった娘も多い。
新婚希望の婿さんは、極端に少ないと言うよりも、新妻が怖くて?手が出せない状況にもある。

撚糸工場や織物工場の嫁は「働き者」ではなければならない。仕事の担い手として求められる。
そりゃ、美人は美人に越したことはないが、決して思い通りにはいかないし、飾りモノでもない。

小柄な娘なら、手間もかけ化粧直し(ペンキ仕上げ)もしようかと思うが、12錘以上になれば
お風呂(マジックリン清掃)で、一丁上がり。手間を掛ける工賃も付けれないのが正直なところ。


困ることは、ワインダー娘なら、どこをどうすれば、婿さんの気に入る様に出来るか、すぐ解る。
ところが、燃台娘や準備機娘となると、何が必要なのか?何を聞けばいいのかすら解らない。

冗談ではなく、うちに「ワインダー下さい。」って言われているのと同じ。そうなれば、別の世話焼きババァの
力が必要となる。幸いにして、周りには、それ専門の、世話焼きじじぃ?がいて心強い面もある。


もう一つの問題は、嫁ぎ先が、けっこう遠方の話が多くなった。
と、言うことは「どうだ、仲良くやっているか?」なんて、覗きに行くことも出来ない。

嫁いだ後は、なしのつぶてって事も多い。電話一本でもあれば「こうした方がイイよ」なんても言えるのに。
多分、自分なりに頑張っているのだろうか?それとも旦那さんが良い人なんだろうか?

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