三筋北陸・ワインダー(糸捲き機)の専門機料店

繊維産業のウラ話に迫る、メンテナンスのお気楽日記。

メンテお気楽日記 12月11日 企業内・自社設備??

2014-12-12 | メンテナンスお気楽日記
朝から、冷たい雨が横なぐり(半端ない)。

個人工場のお仕事なら「今日は止めようか?」となるのだが、もう一か月も前からの予定日。
販売店の段取りや、運送業者の手配。なにより企業工場の古い設備は搬出してしまい、早急に
作業が継続できる体制が必要との事。

倉庫前で車を降りる際も、びしょ濡れを覚悟でドアを開ける状態。
運送業者はなれた?もので、ワインダーをラップ梱包し、その上からシートの二重梱包。

さすがに、ユニック作業は外仕事だが、冷たい雨の中カッパ作業で手際がイイ。荷台をブルー
シートで三重装備。走行も大変だった。高速道路は雪解けの霧のため真っ白。午前中だというのに
ライトを点けて、前の車のテールランプを頼りに走る。

予定では10時搬入だったが、工場に機台を納めたのが12時半。午後からが三筋のお仕事か?


広い工場、それも整経棟(約400坪)。火の気と言ったら2~3人の工員さんが電気ストーブの
前で作業している。寒ブ~。朝着てきたアノラックを着たままでの作業となった。

でも、おかしい?誰がワインダー作業するんダ?
まさか、整経のおばちゃん(失礼!)が片手間に?ワインダーも捲こうかってことか?

確かに合繊繊維で、インバーターでスピードを落とし、尚且つタイマーで停止する指示は聞いて
いるが、担当工員の紹介が無い。まさか、機械まかせで糸が出来ると思ってはいないだろ・・な?

打ち合わせの際「下請け加工工場が厳しくなった」の話題は聞いている。それに対処する為には
自社設備の準備も必要とのことから、この話が始まっている。

多少の不安?が現実になりそう。企業では自分の部署(仕事)にはぜったいの知識もあり、「こだわり」
すら持っている。しかし、他の部署や仕事となると、意外と無頓着。他人の仕事まで侵さない??

そんな事が「下請け工場の苦労や、技術を知らないままでの糸づくり」に手を掛けようとしている。
もっと心配なのは「糸が捲けないのは機械のセイ」って話も、必ず出てくる。サぁ・どうする。

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