かの有名な、シューマンとその妻、そして妻クララをあがめ、愛したブラームスの、妙な三角関係のお話。
こんな関係があったのか!!と、その辺の世事には、さっぱり疎いので、ちょいと調べてみたが、どうやら本当の話ではなさそうだが、さもありなん!と、思わせるくらいの、映画の見事さだった。
さすが、ドイツの名女優、マルティナ・ゲデックのうまさが際立つ。複雑な思いを表す豊かな表現力に、豪胆な母親と、ひたむきに夫を愛する姿、そしていたずらっぽいお茶目な表情がいい。
若きブラームスについ惹かれて行く気持ちもわかるなあ。でもって、ブラームスが素敵なこと、この上ない。まあ、監督はブラームスの末裔ということで、身贔屓もあったかもと思うくらいのいい男ぶりだ。
あんな男がいたら、だれだって惚れます。
子供を7人ももうけて、病気の夫を見つつ、演奏もしていたというクララ・シューマン。凄いっちゃ、凄いですが、母なら出来ます。
◎◎◎○
「クララ・シューマン 愛の協奏曲」
監督・脚本 ヘルマ・サンダース=ブラームス
出演 マルティナ・ゲデック パスカル・グレゴリー マリック・ジディ
こんな関係があったのか!!と、その辺の世事には、さっぱり疎いので、ちょいと調べてみたが、どうやら本当の話ではなさそうだが、さもありなん!と、思わせるくらいの、映画の見事さだった。
さすが、ドイツの名女優、マルティナ・ゲデックのうまさが際立つ。複雑な思いを表す豊かな表現力に、豪胆な母親と、ひたむきに夫を愛する姿、そしていたずらっぽいお茶目な表情がいい。
若きブラームスについ惹かれて行く気持ちもわかるなあ。でもって、ブラームスが素敵なこと、この上ない。まあ、監督はブラームスの末裔ということで、身贔屓もあったかもと思うくらいのいい男ぶりだ。
あんな男がいたら、だれだって惚れます。
子供を7人ももうけて、病気の夫を見つつ、演奏もしていたというクララ・シューマン。凄いっちゃ、凄いですが、母なら出来ます。
◎◎◎○
「クララ・シューマン 愛の協奏曲」
監督・脚本 ヘルマ・サンダース=ブラームス
出演 マルティナ・ゲデック パスカル・グレゴリー マリック・ジディ
ホフ」を観たもんですから、マルティナ・ゲデ
ックのあまりの変わりようにびっくりでした。
あの頭の手術はだめだわ~、思わずレクター博
士を思い出しちゃいました。^^;
ブラームスの末裔が映画監督で自分の祖先を題
材に撮るんですもんねぇ。日本では誰かいない
ですかね?一応、フィギュアの織田くんは信長
の直系ではないけど末裔らしいですが。あ、映
画と関係ない…。
お見事ですわ。
どうやら、シューマンは梅毒だったらしく、どうしようもないですね。
松平アナあたりに、徳川家の何かをやってもらいますか。
麻生太郎さんという手もありますが、つまんない映画になりそうです。
しょうがないので、当方の音楽史ネタ記事をトラックバックいたします。
見逃されましたか・・・。
それは残念。
今度、音楽映画の類のときは、すぐさまnarkejpさまに、お知らせに行きますから、
素晴らしかったです。
クララ・シューマンも、ブラームスも、どんな人だったのか、ぜんぜん知りませんでしたが、生々しい人間性も伝わってきました。
音楽も素晴らしかったです。ってうらやましがらせるだけ?
急に寒くなって、雪はまだ降らないけど、ストーブはつけました。
これ、なかなか良かったですー。
期待しないで見たんですが、面白かったです。
で、全くノーチェックだったので、思いがけずこの映画にイケメン君が出ていたのが嬉しかったわ。
あれじゃあ好きになるのもしょうがないかな、って思わせる演技とキャスティングでしたね。
その後彼が出演しているオゾン映画も見ちゃいました(^^ゞ
多分音楽ものにはずれはないだろう!と結構な期待を持ってみたかも。十分、その期待にこたえてくれましたが、よかったですね。
音楽もよかったし、なにより役者さんたちがよかった。
マルティナさんの存在が映画をびしっと締めてましたね。また見たくなってきました!
今年、クララとブラームスの書簡が50年ぶりくらいに復刊されました。実際は数千通の手紙をやり取りしていたのですが、本当に個人的なことが書かれているものは本人たちが処分してしまい、残っている800通あまりの中から200通くらいが日本語に訳されています。それでも、「これって思い切り個人的だろうが~」とのけぞってしまうくらいの内容です。いったい処分した手紙には何が書かれていたのやら。
以前からずっと、ロベルト、クララ、ヨハネスの関係は、クラシックをやっている人間の間では、「あり」と認識されています。そういうつもりで、演奏したりしていますしね。(実は私も)。シューマンの曲には、いろいろなところで、クラ~ラ、クラ~ラという音が聞こえますし、ブラームスなんぞは、ひたすらクララに認めてもらいたくていじらしいくらいのもんです。ピアノ以外の曲でも、せつな過ぎたり、官能的過ぎたりと、これを一番最初に楽譜で見せてもらっていたクララは何を感じたでしょうか。
ブラームス君も20歳くらいのときには、「太陽の髪をした絵のような美青年」(クララの長女の言葉)だったそうで、私も写真を見てひっくり返りそうになりました。
不謹慎かもしれませんが、あまりにおいしい3人です。
来年、宝塚で、ブラームスとクララの物語をやるというニュースを聞いて、思わずネットサーフィンをして、ここにたどり着きました。長いおしゃべり、失礼しました。
なかなか興味深い映画だったのですが、見てから4年ほど経ったので、中身はずいぶんと忘れてます。
脳手術のあたりは、やけに印象に残ってますが。
>いや、実は実話です
そうなんですか?三角関係は実話だとは周知ですが、やけに子供じみた風は、すごいですよ。
芸術家は感情が激しやすい面もありなんでしょうね。
それがあっての表現者のような気もします。
ブラームスをやった男優さんは、イメージぴったりな感じですね。
なんだか再見したくなりました。