年末の八ヶ岳の準備を進めています。
アイスクライミングに使うグローブ(手袋)、なかなか、しっくりくるものを見つけることが出来ません(過去の記事はこちら)。リードで登ると、片手でアイスバイルにぶら下がりながら、もう片方の手でギアを細かく操作しないといけないので、グローブの良し悪しは重要です。
・アイスバイルをしっかり握れて(モコモコしていないこと)
・指先がカラビナなどに挟まらず(指先が余っていないこと)
・手の出し入れがスムーズ(手が湿ってきても出し入れのスベリ
がいいこと)
・もちろん、適度な保温性と氷をさわるので防水性が必要
写真の左は、今年見つけて衝動買いをしたミズノのブレスサーモのグローブ。右は昨年使用した同じくミズノのブレスサーモのグローブ。
このシーズンになると登山ショップに行くとグローブを徹底的に試着します。
高価なグローブは厚手で堅く、アイスバイルをしっかり握るのに力が必要。海外製品は、わたしには、指が長くどうしても親指が余ってこれがカラビナに挟まったりする。ゴアテックス製品は、ゴアテックスのフィルムが手を抜くときにすぐに剥がれてしまう。
そんなわけで、わたしは発熱性素材のブレスサーモ製品で防水加工をした選択することが多いです。昨年もブレスサーモのグローブでしたが、内側のすべりが悪くて湿ると手を入れるのにすごく時間がかかりました。
今年もブレスサーモ製品を中心に、内側のスベリは良さそうなグローブを探していました。何店目かに、やっと使いやすそうなブレスサーモのグローブを見つけました。ただ、内側のすべりがいいとバイルの握りに問題があるかもしれないと、少し不安です。
アイスに使うグローブだけは、実際に現場で利用してみないとわからないですね。アイスクライマーはみなさん試行錯誤されているようです。
ちなみに、アイス以外は、わたしは、昔ながらのハンガリアン(厚手の毛の手袋)とオーバーミトンです。これが一番暖かいです。