Rosa Guitarra

ギタリスト榊原長紀のブログです

5/16 昼

2017-05-16 | ギターの栄養


君たちの成長が早いってことは
大体予想はついてたんだけどね


全然発芽せず散々焦らした先に
急激に立ち上がりよってからに


なんだ?その佇まいは

象の耳か?






ゴーヤの新芽は綺麗な濃い黄緑だったから
凄く光合成をした白菜の緑色の部分みたいで
春なのに水炊き鍋なんかを連想したけど

昼顔くん
君たちは白菜じゃないな

敢えて
象の耳でもないとしたら君たちは


キャベツだろ?


な?
そうだろ


反論の余地もないな

完全にキャベツだ

キャベツ太郎だ




そら
一枚めくれかかってるとこなんてまさに
キャベツ太郎だ



千切りにしてトンカツに添えたらさぞ美味しいんじゃないかい?






こっちは何だ?



モヤシ





キャベツ太郎か?





キミを見てると長崎チャンポン食いたくなるよ…




とかね...

まぁ
植物に勝手に心を揺さぶられる人間
という独り遊びをしながらベランダ観察をしてゆくわけ


そうそう...

「独り遊び」といえば
「独楽」と書いて「こま」と読ませる


なら僕は独楽男だ


エルメスたんに翻弄される電車男ならぬ
植物たんに翻弄される独楽男だ


そして
独楽男の観察は続いてゆく








ミニキュウの蔓は
新しいのが出る度にネットに掴まれず迷走してるから
また支柱を立ててやったのだ
そっちに伸ばしても何も無いんだからさ



支柱を立てるとものの数分で蔓は左巻きに回転し出す
このままネットに掴まれよ




進化の過程がちょっと違っただけで
別の生物になったけど
この蔓って昆虫の触角と元は同じなんじゃないかな


じゃ
太古の時代には
人間にも当然この触覚か蔓があったんじゃないかな


それは退化したんだろうが
その根っこは人間の中に残ってるはずでしょ?

だってこの先の環境の変化によっては
また触覚か蔓が必要になるかもしれないからね
完全に無くなることなんて絶対無いから

身体の中に埋まっちゃったんだろうけど
根っこは必ず残っている



独楽男は言い張る

そして
妄想は進む



自分の身体の額の辺りに
この蔓のような触覚が在り

初対面の相手と対峙したり
新しい環境に足を踏み入れた時など
この触覚蔓を伸ばして
頻りにピクピクと相手に触れているのだ


危険の臭いがしたら離れ
しなければ更に距離を縮める

その目に見えない触覚蔓のことを我々は
第6感とか勘とか呼ぶ


人間は5感以外に必ずこの触覚蔓を持ってる


だって
演奏はそれを全開にして使っているもの


危険じゃないと判断した時の演奏は必ず良いもの


生物が防衛本能のガードを解いた時に
その場に生じた「気」「波動」でしか
我々は感動出来ないんだもの


独楽男はミニキュウの蔓と音楽を
一緒に並べて偉そうに語ってますぜ旦那







お〜
相変わらずやってんなぁ

頭に乗っけて







乗ってんのはパックマンか?



(昭和に青春を過ごした者にしかわからないだろう)




そして本葉も育ってるじゃん


念のため一応言っとくけど
キミは確かにキャベツではないよ
(当たり前だろパクチーだもの、ってな)





最初に蔓を出したゴーヤも
蔓は伸びるがまだどこにも掴まれてない

蔓の近くに支柱を立ててやりたくなっちゃうけどなぁ
そこを堪えて自力に任せるのだ




他のゴーヤも蔓を伸ばしてるけど
残念ながらこれもネットとは反対側




そんな中
ダークホース的存在がこの子


何番手かで蔓を出したが周りを追い抜き
今や支柱までの距離はあと1センチも無いくらい






朝顔の本葉もだいぶ葉の様相を呈して来た


ゴーヤが皆、ネットに掴まる頃
次の蔓合戦は朝顔が主役だね











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