Rosa Guitarra

ギタリスト榊原長紀のブログです

日曜日と雨の日は

2017-09-17 | ギターの栄養



例年だと10月に入ってから肌寒くなると思うのだけど
もう寒いくらいな気温になって
ベランダに出てももう蚊に刺されない

今年は残暑が無かったな


朝顔たちはまだまだ沢山花を咲かせてくれてるが
その花の1つ1つが小さくなっている




小さな花は可愛らしくは感じるが
実態は
そろそろ花の時期も終わりに近づいて
花自体に廻す栄養ももうあまり無い、という
ちょっと切ない命の話なのだと思う























セージのプランターに混じっていたらしい種が
ずいぶん遅れて発芽したこの朝顔は
少ない葉数でも花を咲かせている

メインのプランターの朝顔たちは天井に蔓が届いても
まだ花を咲かせなかったのに
遅れて発芽した此れは
早々に種を残さねばもう寒い季節に突入し
子孫を残せなくなってしまうからだろう



こういう植物の選択行動を
自分や人間全体に当てはめて考えると気付く事が沢山ある


そういう時間を過ごすのが好きだ


そして
そういう時間を過ごしていると自分の場合
気付かぬうちに精神が調整されている



表面的な見苦しい欲は徐々に浄化され
生命維持の根元的な欲求のみで
演奏するようになって行く感覚が持てる






特に人様に伝えるような大それた感動などは無いが
生きて奏でられていること自体に
沸々とした悦びと感動が持てる



こういうことを話して
すぐに共有出来る人と
共有が感じられない人が居るが
全ての人と共有出来なくても全く構わない


ただ
共有を感じる相手との合奏の方が
確実に琴線に触れるものが生まれる


音楽を離れたところでも
恋や友情も生まれやすいだろう


でも
全ての人と共有を持たなくても全然僕は構わない





今はどうやらそんなふうに音楽をしているらしい















コメント (1)
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